れ の ん 亭 日 乗

或いは、What's New な日誌

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2002年6月〜



6月30日:

 ・閑話休題

 ワールドカップも終わった。6月も終わる。今年も半分が終わってしまった。
しかし仕事は全然はかどらない。で、今日は日曜日であったが午後から事務所に出て仕事(のようなもの)をしました。今日はずっと雨が降って鬱陶しいです。

 ・本日のテレビ放映の映画

 BS2で今日の午後放映された「上意討ち・拝領妻始末」(1967年・三船プロ=東宝・小林正樹監督)をビデオ録画していたので、夜、鑑賞。

 端正な映画です。セットとカメラアングル、横長のシネマスコープサイズを考慮した構図など、まったくスキのない映画です。映画職人がきちんと作っている。昔の日本映画って凄いです。

 こういう「男の意地」をとことん展開してみせる映画ってイイです。「マーフィの戦い」と「ガルシアの首」を思い出してしまった。

 あと、「仁義なき戦い」以前の東映任侠映画に通じるようなところがありました。

 と言うことで今日も夜更かししてしまった。明日が辛いだろうなぁ、、。


6月29日:

 ・「仁義なき戦い」第一部、久々に映画館(小屋)で鑑賞

 北九州市八幡西区黒崎と言えば我が街北九州市の西の繁華街なのだが、この黒崎の映画館である「シネワールド黒崎」で「仁義なき戦い」全5部作の連続上映が始まったので、早速、初日の本日、第一作目の「仁義なき戦い」を鑑賞してきました。

 やはり映画は「小屋」(=映画館)で観ないといけません。

 「仁義なき戦い」ですが、何度観ても色褪せない傑作映画であることを確認しました。

 しかし、「痛い」映画です。梅宮辰夫が刑務所の懲罰房にて隠し持った剃刀で割腹するシーンとか、菅原文太が包丁で指詰めするところとか、剃刀とか包丁の触感が生々しくて、本当に「痛さ」が伝わってきて、思わず目を背けてしまいました。

 定番の川谷拓三もしっかり出てきたし、金子信雄の「山守のオッさん」役も相変わらず、田中邦衛のあざとい役柄もキチンとハマって、いやー良かったです。

 しかし、室田日出男は出てませんでした。

 第二部の「広島死闘編」は来週からで、以後1週間おきに最後の第5部まで上映されるので、今回は「回数券」も購入したので最後までしっかり見届けるつもりです。



6月28日:

 ・朝まで生テレビ

 既に(暦の上では)6月29日なのだが、久しぶりにナマで「朝まで生テレビ」を観ているのである。この番組、エエ加減にまだやってるのかと思うのであるが、今日のテーマは「激論石原慎太郎総理待望論は本物か!?」である。

 石原慎太郎って、ただのキレやすい我が儘なだけな頑固オヤジであって、それ以上でもそれ以下でもないと私は「評価」するものである。

 この頑固オヤジに確固たる「思想」と「世界観」があるのか非常にアヤシイと思うが、時折、発する公的メッセージは極めて「極右」的で「反グローバリズム」的な内容であり、コレが大衆受けしてしまうところに、現在の我が国の危うさの本質が在ると考える。

 しかし今日の「朝生」に出てくる「石原擁護派」の主張は支離滅裂だなぁ。

 この人たちって、いまだに日本が帝国主義的支配者たる「大東亜の盟主」として「亜細亜」に君臨することを夢想(夢精?)しているのだろうか。こんな主張に迎合する若者たちが存在することに私は空恐ろしさを感じる。

 東西冷戦構造時代の「反共」意識が、冷戦構造崩壊後には「民族主義」にすんなりと移行・変質してしまったと言うことなのだろうか。
 
 いずれにせよ、世界経済の行く末のあやうさとリンクして、今後の政治的状況は極めて流動的に推移することは必至である故、「石原慎太郎」と言うキーワードは、今後、要チェックなのか、、、、嫌な都政じゃなかった渡世だなぁ、、、。



6月27日:

 ・「2ちゃんねる」に賠償命令=中傷削除、管理者の義務−東京地裁

------ 引用 -------------
 インターネットの人気掲示板「2ちゃんねる」の匿名の書き込みで名誉を傷つけられたのに、管理者が発言の削除を怠ったとして、東京都内の動物病院と経営者の獣医師が掲示板の管理者を相手に計500万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。山口博裁判長は「管理者は削除などの措置を講じる義務を負う」と述べ、計400万円の支払いと発言の削除を命じた。
 管理者側は「発言の公益性や真実性が分からない段階で削除義務はない」と主張したが、判決は「権利を侵害された者が発言者を特定して責任を追及することは事実上不可能で、管理者の責任を追及するほかない。真実性などの立証責任は管理者にある」と退けた。 (時事通信)
------ 引用終わり --------

 私も時々、「2ちゃん」覗くけど、「匿名性」故の無責任な書き込みの洪水の中に、時折、有益な情報が潜んでいて、それはそれなりにいつのまにかハマってしまう要素がおおいにあるんだなぁ。

 毎日、数十万、数百万単位のアクセスがあり、膨大な数の書き込みがあるのだから、管理者がすべてをチェック出来るはずがないのであり、言わば「2ちゃんねる」という「掲示板」は、インターネットの本質そのものを体現しているのであるからして、上記の「判決」はインターネットを否定するがごときの、われわれの「自由な表現」を事実上「弾圧」する本質を内包するものである。

 この裁判官は、インターネットのことを全然理解していないんじゃないか。

 世間知らずの純粋培養なボンボン育ちの裁判官なんだろうが、管理人の「ひろゆき」氏も控訴審どころか、この際、「最高裁」まで「逝ってよし!」(age)



6月26日:

 ・株価急落

 あらら、TOPIXがあっさりと1000を割り込んじゃいましたね。日経平均株価も1万円台ギリギリまで落ち込みました。

 だれもが悲観的になって売り方一色になると更に暴落するのだろうが、以外と明日は上昇局面かもしれない。ホント、博打の占いは当たらないものです。

 私は株はやらないので「一喜一憂」しないけど、アメリカの株の下落は気になります。

 アメリカ人って貯蓄するより株に投資するらしいから、下落局面が続くとアメリカ人の多くが大損こいて、そのうちヤケクソで「戦争」に走ったりなんかして、そんなとばっちりを受けるのはゴメン被りたいです。

 と言うことで、今夜のアメリカの株(ダウ&ナスダック)の行方と、明日の日本の株式の動向は要チェックです。



6月25日:

 ・ちょっぴり冷え込む日が続きます。

 我が街、北九州市もようやく梅雨模様で、この2,3日は雨が続きます。しばらく暑い日が続いたのですが、昨日は少し涼しかったなぁ。

 暑がりのわたくしは6月を待たずに半袖シャツを常用しておるのですが、今日は、さすがに長袖シャツを着込みました。

 昨夜は冷え込んで夏布団では寒かったので、仕舞い込んいた毛布を引きずり出して、毛布にくるまって寝ました。

 さてさてワールドカップも佳境ではありますが、韓国チーム、ドイツに破れて残念でしたね。でも、ちょぴりほっとした気分になったのは、私だけでしょうか、、、。

 私はナショナリストではないつもりだけど、日本が負けた後も韓国が勝ち進むのを横目に、複雑な気持ちと言うか、正直言ってやっかみじみた悔しさと言うか、つまりは、私もセコい「島国根性」の持ち主であったというワケでありました、、、。

 皆さんは、どうですか?




6月24日:

 ・新潮45 7月号より

 ・「虐げられた人々 奈良月ヶ瀬村女子中学生殺人」P60

 伝統的なムラ社会における「部外者」への疎外意識が、あの「事件」の根底に存在していたことのレポート。

 人間疎外を無意識のうちに噛みしめる果てに暴走した彼は、「殺人者」としての烙印を胸に、独り獄舎にて自死していた。

 「被差別者」を受け入れるべき「擬制」の「家父長的組織」は、この村には存在していなかったのである。


 ・「声に出さないで読みたい日本語」P154

 江戸時代の粋人の諧謔精神のたくましさ。わたしゃこういうの大好きです。

 「ししきがんかうがかいれいにうきう」(「仮名手本忠臣蔵」八段目道行旅路の嫁入り:P158 一部抜粋)。粋人たちのささやかな抵抗はいかにも艶っぽいなぁ、あはは、としか言いようが無い。



6月23日:

 ・昨日観た映画:「ワンス・アンド・フォーエバー」

 「ワンス・アンド・フォーエバー」とはなんだかよくわからない題名であるが、原題は「We were Soldiers」である。このほうが、映画の内容を正確に理解しやすいです。

 この映画を簡単に論評するならば、「アメリカ人の、アメリカ人による、アメリカ人のための戦争を描いた映画」と云うことか。しかし、主演のメル・ギブソンはオーストラリア人だなぁ。

 「あざとい」と言ってしまえば身も蓋もないが、これは「ブラックホーク・ダウン」と同じく、新手の「戦意高揚」映画なのかもしれない。

 「ベトナム戦争」の映画なのだが、「ベトナム戦争」以前のハリウッド映画を観ているような気がしたのは何故だろう。

 最近のアメリカ映画に出演している若手の俳優(男優)は、おしなべて人畜無害な「のっぺり」顔が多くて、どうも印象が希薄なのだが、これって昔、1960年代初め頃のハリウッド映画に出ていた若手俳優のツラとおんなじ印象であることに思い至る。

 そんなスカみたいな時期を経て、1960年代の後半から70年代初頭にかけて、続々とダスティン・ホフマンとかアル・パチーノとかロバード・デ・ニーロとか、あと大勢の一筋縄ではいかない癖のある俳優が続々と出てきて、アメリカ映画が更に面白いものとなった。これって何かの「予兆」なのだろうか。

 「ベトナム戦争」も過去のこと、思い出は永遠に、そして美しく、、、、。さぁ、若者よ、戦争へといざ出陣の時だ。
 愛する者のために、そしてアメリカのために君たちが命を落としても、けっして戦場に置き去りにしない、最後のひとりたりともたとえ死体となっても祖国に連れて帰る。それがアメリカの戦争なのだ。
 「ブラックホーク・タウン」もこの「ワンス・アンド・フォーエバー」もそんなメッセージを発しております。この両方の映画共、後半は戦死者と負傷者をいかに味方の後方陣地に連れ戻すかと言うのが主眼になっていました。

 あと、個人的には、アメリカの部隊を支援して、A-1H スカイレーダーがベトナム戦争初期のまだ迷彩塗装でないガルグレーの塗装で多数登場してきたことに多少満足しました。(これは時代考証的に○だな。)



6月22日:

 ・日米同時株安

 一時回復基調であった日本の株式市況がまたぞろ急降下である。一方、アメリカのナスダックやダウ工業株平均も昨年9月の「テロ」直後の最安値を伺う気配。

 株のことは正直よくわからないが、景気の先行きが今後も「暗い」だろうことは充分に理解できる。

 うちの事務所には、弁護士に依頼するお金が無くて、弁護士から相手にされないかたや、はなから弁護士に相談する術もお金も無い、つまりは普通の「一般庶民」のかたがたからの相談ごとが多数寄せられてくる。

 離婚して子供を引き取り月額12万円程度のパートタイム労働で懸命に生計を維持する母子家庭の母親、リストラされて求職すれど全く仕事が見つからない中年男性、建設業の末端で工事も減少し日当も減少するなかで日給月給制でぎりぎりの状態で働く現場労働者、そんなかたがたの相談内容を聴くにつれ、いまや日本経済の末端で進行する悲惨な状況が浮きあがる。

 景気の先行きに明るい展望が無いならば、今後、更に一層のこと一般庶民の家計状況は逼迫してくることは間違いない。

 その場しのぎの借金で家計のつじつまを合わせようと結局は問題の先送りであり、こうなりゃ庶民ならずとも銀行も政府も日本経済も一億総問題先送りで、その解決は、大恐慌かハイパーインフレ、いや歴史はきっと繰り返すのであるからして、究極の解決方法は「世界戦争」しかないのではないか。

 某世界一超大国の阿呆面大統領の最近言動もその文脈で読み取ると理解しやすいだろう。

 しかしなんですなぁ、地裁某支部破産係の待合い室で、審尋を数分後に控えて不安そうな面もちの申立人と慌ただしくその場で重要なことをあたふたと打ち合わせしたり、申立人のそばで明日のゴルフの打ち合わせを携帯電話で平気でやってたりなんかしてる弁●士を目の当たりにすると、ホンマ、一般庶民のために、真剣にやる気あるんかいなと正直思う次第である。(ま、世の中、お金。所詮自営業者たるあのかたがたも地獄の沙汰も金次第の閻魔サンとおんなじと云うことであろうか。)




6月21日:

 ・今日は夏至

 と言うことは、本日を境にして、日に日に「夜の部分」がその「勢力」を増してくるってことなんだなぁ。

 でも、季節はこれからよりいっそう夏へと向かう。

 夏の盛りのお盆の頃って、実は日照時間で言うと4月の下旬頃。

 夏の終わりに感じる「寂寥感」みたいなのは、実は、いつのまにか思いの外に日の当たる時間が短くなってしまうことで、実感するのかも知れない。

 夏の夜、ひとしきり花火を楽しんだ残り火で、最後の線香花火のチョロチョロを見つめる、あの時の、過去を慈しむような置き忘れてきたものへの望念と、いつ火花が終わってしまうのだろうかと言うハラハラした気分がないまぜになって、

       夏はいつも思い出の季節である。

 

6月20日:

 ・不覚にも寝入ってしまった、、、、、、。

 本日は、と云ってもコレを書いているのは既に21日の朝なのであるが、事務所からの帰りに小倉北区片野に美味いラーメン屋があると云うので出向き、ラーメン&焼き飯のB級グルメを食したのちに、午後9時過ぎに帰り着き、風呂に入ってさぁホームページの更新作業でもやろうかとパソコンに向かって事前の情報収集と云うか要するにたらたらとネットサーフィンをしてるうちに、なんだか眠たくなりちょっと横になったらそのまま朝まで寝てしまいました。

 ところで、週刊文春の先週号(北九州では週刊文春は毎週土曜日発行)を本屋でようやく立ち読みしたのですが、先日亡くなったナンシー関さんの連載「テレビ消灯時間」がいつもどおりに掲載されていたのですが、うーん、これは絶筆にふさわしい強烈な内容でした。もうこんなのが読めなくなると思うと、やはりさみしいものです。




6月19日:

 ・「のれん亭」じゃないよーーん!

 ジョン・レノン命な私のホームページだから「れのん亭」なんだけど、パッと見、「のれん亭」に見えることもあるらしい、、、、。

 そう聞いて、もしかしてオレのほうが間違ったかなと大慌てで自分のホームページの確認に走ったのであるが、大丈夫、「れのん亭」だったので安心しました。

 こういうことって良くあるハナシであって、鈴木宗男逮捕で近頃有名になった後援企業の「やまりん」とやらも、さっと見ると「やりまん」に見えてしまうこともあったりする、いや、正直言ってオレは「やりまん」とばっかり思ってたのである。(んなワケないか、、、。)

 「お米」と云う字をベタなひらがな書きにしてパッと見ると、時折、関西地区以西の我が国において、けっして公的な場所では口に出してはならないアノ言葉に見えてしまうこともないではなく、そうなるとコリャ「小沢昭一の小沢昭一的こころ」なネタになってしまうワケで、いやはやワタシってどーしてこーなのかしら、なにもかもが煩悩的人生ひとすじなボクのココロだぁーーーっ。


6月18日:

 ・本日の書物

・アウトロージャパン第2号(宮崎学責任編集)

 ようやく出ました第2号。早速購入。

 前回同様、全編興味深い記事が満載であるが、168頁からの「ついに語られる『仁義なき戦い』裏面史:笠原和夫ロング・インタビュー」がことのほか面白かったです。

 映画「仁義なき戦い」シリーズは脚本家・笠原和夫氏無くして生まれ得なかった傑作であるが、その笠原氏が語る裏話が面白くないはずが無かろうと云うものだ。

 深作欣二監督との確執や、「仁義なき戦い」原作の「底本」たる「手記」の作者である美能幸三氏のことなどなど、映画ファン必見の内容である。

 あと、笠原氏が「仁義なき戦い」の脚本を書く際に参考になったのが、神代辰巳監督の日活ロマンポルノ「一条さゆり・濡れた欲情」であったと云うくだりには、当時、同時代に映像体験を共有した私にとって、日活と東映で同時進行していた映画的イノベーションが相互に感応しあっていたことに、妙に納得と共感を覚えるのである。

 脱線するが、私にとって神代辰巳監督で一番大好きな映画は「赫い髪の女」である。原作が中上健次なのも特筆ものであるが、出演が宮下順子、石橋蓮司、阿藤海というシブさ、更に音楽がなんと憂歌団である。こんなもの凄い日本映画はこれからもないんじゃないか。


6月17日:

 ・本日の訃報

 ・俳優の室田日出男氏、逝く。享年64歳

 不良性感度良好なりし頃の東映現代劇映画には必ず重要な脇役で出ていた室田日出男が亡くなった。
 あの頃、精悍な堅太りタイプだった体型が近年は見る影もなくやせ衰え、それはそれでなにがしらの凄みのある存在感が際だっていたのだが、やはりどこか体調がすぐれないのだろうなぁと言う印象であった。

 まだ64歳と言うのに、あの老け込みかたは痛々しいものがあった。

 彼の出演した映画を1本だけあげるならば、「資金源強奪」(1975年、深作欣二監督)での川谷拓三との掛け合いは印象に残る。(これは黒沢明「隠し砦の三悪人」での千秋実と藤原釜足の「関係性」のコピーであろう。つまり「スターウォーズ」でのR2-D2とC-3POのやり取りと同質のものである。)

 またテレビドラマでは「港町純情シネマ」での映画館主(西田敏行の父親役)が私は大好きだ。女詐欺師の木の実ナナとの浜辺シーンで「錆びたナイフ」を歌っているところは、今でもくっきりと思い出すことが出来る。もう20年以上前の作品である。

 映画撮影の合間に若手俳優らと大麻の廻し飲みをやったり、覚醒剤所持でパクられたり、とかく一般的にはダークな印象の持ち主であったが、私にとってはかけがえのない正真正銘の「映画俳優」であった。合掌。

追記:
 弔いがてら観るとすれば、「赤い手錠・0課の女」か「爆走パニック・大激突」、それとも「仁義の墓場」か、、、いや、田中登監督の「人妻集団暴行致死事件」にしよう。室田日出男の野辺送りにふさわしい、彼への鎮魂歌そのものの映画である。


6月16日:

 ・本日の更新情報

 「れのん亭日乗」5月分をようやく分離しました。


・本日の骨休め

 本日の午後は、久しぶりに自室に引きこもって昼間からビールを飲み、ケーブルテレビをタラタラ見ながら、インターネットで巡回しつつ、結局いつのまにか、寝入ってしまった。

 午後3時すぎから4時間ほど寝ただろうか。寝疲れと言うのだろうか、なんとなくからだがだるい。お腹あたりをさわると心なしプヨプヨ感が増したような気がする。

 ビールをたらふく飲んでそのまま寝るってのは、自分で自分をブロイラー化するようなものなのだろうか、自己嫌悪に苛まれつつ、寝起きの元気付けに冷蔵庫の冷えたビールをぐい飲み、、、、うう美味い、これじゃ、なかなか痩せられまへんなぁ。



6月15日:

 ・本日の小旅行

 今日は、JRで久留米まで行きました。L特急「有明」だったかな、とても快適でした。

 丁度、お昼前にJR小倉駅から乗ったので、久しぶりに「駅弁」を買って車中で食べました。JR久留米駅前周辺は、なんか寂れたローカルな雰囲気でしたが、聞くところ久留米の繁華街は西日本鉄道の久留米駅周辺あたりだそうです。

 久留米を中心とした筑後地区は文化性豊かな土地柄で、北原白秋や青木繁、坂本繁二郎ら偉大なる芸術家を輩出したその叙情的風土に、私はなにか格別の思いで「久留米」と言う「語感」をかみしめるのであります。

 しかし、JR久留米駅はフツーのローカルな駅であり、その証拠に駅のトイレは悲惨なまでに臭くて汚かったっです。

 では、また。



6月14日:

 ・祝・ジャパンチーム・決勝トーナメント進出!

 キックオフ直後より外回り営業の車中を経て事務所でもラジオ中継を聴いていたところ、突然、血相を変えたアポ無し相談者の訪問、以前の相談者からの紹介だったので、事務所に招き入れ、話を聞く。

 中継ラジオはやむを得ずオフに、、、。

 一応、仕事として「受任」の方向が見えたので、書類収集などの説明は補助者にまかせて、私は仕事をするフリしながら、パソコン&インターネットで試合経過をチェックしてみると、なんと、日本チームが2点ゲットしたあとでした、、、。

 「ゴーーーーーーール!!!」の瞬間をライブ体験したかったけど、ま、しゃーないですね。

 最初は血相を変えてやって来た相談者が、相談終了後には、なにやらほっとした表情で帰ってゆく後ろ姿を見る度に、本日もまた感じ入る「充足感」でした。


6月13日:

 ・自作PC その後

 先月、自作したAthlon1800+搭載の自作パソコンは、現在、事務所で私が使用するメインマシンとして、WindowsXP professionalにて安定(やや疑問あり)稼働中なのであるが、熱対策は、以前書いたように水濡れ雑巾をケースに被せる「簡易水冷式」を継続中。

 そろそろ、夏場に向かう頃合いなので、ここらで根本的な「熱対策」を施そうと思い立ち、午後からの外回り業務の帰り道、九州歯科大前のパソコンショップ「あぷあぷ」(「アプライド」系列のアウトレット&中古・ジャンクパーツ・ショップ)に立ち寄った。この「あぷあぷ」と言う店の2階は、いろんなジャンクパーツ山積み状態であり、東京・秋葉原の「アキバ気分」みたいなのを体感できるので、よく行くのである。

 まずは1階にて格安のPCケース用ファンを物色する目的であったが、いきなりAthlon1800+のリテール品が15000円台に値下がりしているのを見て動揺。先月、オレが買ったときよりも3000円も値下がりしているではないか!! 
 しかし、こういう劇的な価格破壊現象はパソコンハードの世界では毎度のことなので、冷静な気分を取り直してあれこれ見て回り、ケースの5インチベイに取り付けるハードディスク用冷却ファン&ケースを購入しました。3980円也。

 パソコンの発熱源は、CPUだけではない。「電源」もそうだけど、ハードディスク本体もかなりの発熱をする。最近の高回転&高容量タイプのHDは特に発熱がきつい。また、いわゆる「チップセット」などのICチップもそうだし、つまりはマザーボード自体が「発熱体」でもある。

 故に、CPUのみの冷却だけを追求するだけでなく、パソコン全体の「冷却」を念頭に置いて考察するに、つまりは、効率的な空気の流れ道をパソコンケース内に作ってやればいいのである。

 本日の事務所業務は午後6時で切り上げて、パソコンのバラし&再組立作業に取りかかる。上記の「空気の流れ道」を考慮して、ケース裏の未使用のPCIカバーを全部外し、無用の前面FDカバーの残りひとつも外した。

 マイクロATXのケースなので、5インチベイは2つしかなく、ひとつはCD-ROMドライブが入っており、残りひとつには今回購入のハードディスク冷却ケースをハメる。ケースの前から見ると5インチベイの蓋の部分に小型の冷却ファンが見える。

 結局、ケースの表から裏にかけて、一応、空気の流れ道が出来たことになる。

 結果はどうかと言うと、濡れ雑巾の「簡易水冷式」にしなくても、CPUが54℃、マザーボードが45℃台で定常状態となり、まずまずの効果を得られたのであった。

 これでなんとか夏をしのげるだろうか、、、。

 しかし、通常事務所では、デスクトップパソコンが4台以上動作しており、17インチディスプレイも3台在るので、これらの発熱量は大変なエネルギーとなって、エアコンが利かない状態になることがあります、、、、、。

 

6月12日:

 ・ナンシー関さん、急死

 あの「消しゴム似顔絵」と独特の辛口レトリックの「テレビ時評」が秀逸であったナンシー関さんが急逝したと言う。まだ39歳である。

 私はこの7月で51歳になってしまうのであるが、最近は時折、自分がポックリと逝ってしまう状況を想像することがある。

 しかし、まだまだ、くたばるワケにはいかないので、健康管理に留意しつつ、過度の肥満にならぬよう(ナンシー関さんも写真を見るかぎりちょっと太っていたもんなぁ、、、)、精進しつつ、あと20年は仕事で現役を維持したい。

 くたばるのはそれからあとでいい。


6月11日:

 ・あの「先行者」のオマケ・プラモデルが、、、、

 昨日の仕事帰り、いつものように本屋にぶらり立ち寄ってパソコン雑誌のコーナーをチェックしたら「ネットランナー」7月号に、あの「先行者」のプラモが付録で付いていたので、速攻で買ってしまった。

 「先行者」とは何か?といぶかしがる向きは、Googleなどの検索エンジンでヒットしていただければ山のようにリンク先が出てくるので参照していただくとして、「ネットランナー」の付録は正確には「先行者」ではなくて、「先行者もどき」の「中華キャノン」であった、、、、。
 「先行者」の「下腹部」と言うかつまり「股間」は「大砲」みたいになっていてちゃんと火を噴くようであるが、このプラモの「中華キャノン」の股間はミサイル発射機になっていて、バネ仕掛けで本当にミサイルが飛び出すシカケになっているのである。その他、手足の関節部分も動くので、昔懐かしい「全可動式」なギミックがうれしいのである。

 オマケとは言えこのプラモの制作元は、プラモファンにはお馴染みの「アオシマ」であり、しかもボックスアートは大御所の「梶田達二」氏が描いていると言う市販品としても通用する立派な仕上がりであるから、その道のマニアなら、組み立て用に1個、改造用に1個、組み立てないままで永久保存コレクション用に1個、最低でも合計3個は購入したくなるのではなかろうか。

 でも、このプラモのオマケみたいな「ネットランナー」は、ややアブナイ系の脱法的ネット裏技ご開帳雑誌であり、私などは通常、立ち読みで済ますような雑誌なので、どうしようもないです。



6月10日:

 ・昨日のニュースから

・文系出身でも数学・理科が得意だった人が高収入に

 ま、今やそこらの損害保険会社の代理店のおっちゃんでもパソコン&インターネットが使いこなせないと代理店としては生きてゆけない世の中なんだからして、フツーの文系出身者でもエクセルあたりで数値分析のひとつ出来ないことにはハナシにならないと言うことなんでしょうね。

 で、私みたいに、どちらか言うと「理系」出身者(工学系大学を7年で中退)の落ちこぼれで、映画大好き読書大好きな「文化志向」、それに現在の生業が法実務関係ならなんでもいらっしゃいの仕事をしているような人間はどうなんだろうか。

 結局、どちらも中途半端で、いわゆる「器用貧乏」ってことでしょうかね。


6月9日:

 ・本日のニュースから

・米WSJ紙記者の切断された首の写真掲載 米週刊紙

 こういう見出しには大抵の人がコワいもの見たさに「切断された首」ってどんなんだろうかと思いを馳せるに違いない。私とて例外ではなく、これは「2ちゃんねる」に行くと必ずその「写真」のリンクにたどり着くと言う確信を感じ、早速、「2ちゃんねる」に行くとはたして「ニュース速報+」にスレッドが在りました。

 おびただしく提示されるリンク先の中にその「写真」の根拠となった動画(プロパガンダニュース?)が存在していたので観てみました。
 最初のほうでまだ生きている記者が何か賢明にしゃべるシーンが淡々としているだけに核心部分がいっそう衝撃的な動画です。

 なんかむなしいです。心の奥底でずっと尾を引きそうだな、、、。

 その他にもチェチェンでの残虐動画とか死体グロテスク写真のリンクがそれこそこれでもかこれでもかと言うぐらいアップされていて、うーんでも、ついつい観てしまったんですね。ブロードバンドって罪作りだな、なんて思ったりして。

 チェチェンの残虐動画と東南アジアの民衆暴動での残虐写真はさらに衝撃的で、ショックを受けました。チェチェンのはさすがの私も最後まで正視出来ませんでした。

 しかし、これと同じようなことを、私の父親の年代(大正生まれで日中戦争、太平洋戦争に出兵した世代)は、中国大陸や東南アジアで、それから沖縄で、、実際にやっていたのだと思うと、現在のつかの間の平和ってなんだろうと、ほんとうにむなしい気分になります。

 で、お昼ご飯は、小倉駅下のリンガーハットで皿うどんセットを注文してしまったのですが、堅麺にトロリと被さった具を見ていると、数時間前に観てしまったグロテスク画像を思い出して急速に食欲が失せてしまいました。(でも、なんとか食べました。)


6月8日:

 昨日は完全モバイル環境でのホームページの更新作業をすることが出来た。真夜中のコーヒーショップやショットバーで軽量ノートパソコンをやおら取り出して、スカスカとインターネットをこともなげに楽しむ風情もときにはよろしいようです。

 おかげで昨夜は飲み過ぎて調子がいまいち。よくよく考えると最近はスカッと体調良好な時が少なくなったようである。第一の原因は慢性的な睡眠不足であるのは間違いない。1日6時間の睡眠を取ることが出来れば良い方で、仕事が忙しいこともあるけど、やっぱり寝床に就く前のインターネット回覧と、寝床に就いてからの読書癖がどうしても睡眠枠に食い込んでしまう。

 どんなに頑張ってみたところで、人間ひとりには1日24時間しか与えられていないのである。これはオレのような貧乏人であろうとリッチな金持ち父さんであろうと「絶対的」に変わることのない摂理であるからして、ときには「休肝日」ならぬ「休インターネット日」とか「禁読書日」とかを設けて、1日10時間ぐらいぐっすり寝ることが必要なのかもしれない。

 しかしわたしゃ気まぐれな典型的B型人間なので、興が乗ると明日のことなんかおかまいなくとことん行ってしまう。コレばかりは、オレがくたばるまで続くんだろうな。(でもホントは結構、事務所で昼寝してます。お昼寝大好きです。)


6月7日:

 ・本日はモバイルで更新

 今、小倉で飲んでます。九州仕事塾からの帰り、ちょっとばかり飲み足りなかったので小倉北区堺町公園前の丸源30番あたりのコーヒーショップにいます。panasonicのlet's note lite PRO でAirH'でインターネット接続しながらホームページの更新ファイルをダウンロード&アップロードしてます。あたりは酔客だらけで人間模様がおもしろいです。

 まだ午前12時ちょっと過ぎ、お楽しみはこれからだ! では、では。行くでぇ!



6月6日:

 ・本日の日々雑感

・アマゾンドットコムで注文していた青木雄二氏の小説「桃源郷の人々」が到着。「小説」と言っても青木雄二ワールドそのままの「劇画的展開」なのでスラスラと読むことが出来る。事務所で仕事の合間に拾い読みしていたらあっと言う間に三分の一ほど読み進んだ。これから寝床で一気読みします。


・本日の朝日新聞の夕刊の演劇コラム「梁木靖弘の自由席」において「北九州主義」について言及していた。

 巻頭「北九州主義、みたいなものがある。独特の土壌がかもし出す、ガンコな何か。」と発句しつつ、北九州(市)出身の「表現者」として映画の青山真二、写真&エッセイの藤原新也、小説家の松本清張らを列記して、「北九州出身の表現者は、人間をとことん追いつめ、裸にする。ちょっと偏執的な人間へのこだわりは、世界の崩壊感覚と必死に戦っている証しなのかもしれない。」と解説し、「北九州主義」のなんたるかを提示するのである。

 私としては松本零士や佐木隆三、それに「闘ふプログラマ」中村正三郎氏なども加えて貰いたかったりするのであるが、自分で言うのもなんだけど「北九州出身者」の本質的な「根の暗さ」みたいな、常に人間の弱さの本質を見透かしているようなところ、即ち北九州市民の北九州市民たる「893気質」をいつも感じているだけに、納得の一文ではあった。

 そういうオレも「根の暗い」まごうことなき北九州市民ではある。


6月5日:

 ・ブロードバンドルータ・その後

 ブロードバンドを導入して最初の頃はその高速性に満足したものであったが、2,3日もすると馴れてきて「ホントに速いのかなぁ?」との疑念を感じるようになったので、「BNR スピードテスト 回線速度計測ページ」と言うホームページで実効速度を測って見ました。その結果は下のようになりました。ブロードバンドルータ経由での計測です。

------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト:http://www.musen-lan.com/speed/ Ver2.103
測定日時:2002/06/06 00:27:54
1.WebARENA / 1936.213kbps(1.936Mbps) 248.04kB/sec
2.PLALA / 1221.086kbps(1.221Mbps) 156.26kB/sec
3.ASAHI-Net / 1795.491kbps(1.795Mbps) 229.67kB/sec
推定転送速度 / 1936.213kbps(1.936Mbps) 248.04kB/sec
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 うーん、「公称・下り8M」ってのはこんなもんなんでしょうか。

 それに、「日経WinPC」7月号142頁からのブロードバンドルータ特集記事によると、私が導入したNTT-MEのBA5000PROは低価格で多機能である分、なにかとトラブルが多い機種であることが判明(涙、、、、)。CPUにARM9と言う型式のものを搭載しているルータは避けたほうが賢明な模様。ファームウェアのバージョンが今月初めの最新版であったが、念のため、ルータを外してダイレクトにパソコンとケーブルモデムを接続して上記の計測を試みたが、数値的には同等値であった。(やや安心、、)

 上記の計測ホームページのリンクでブロードバンド接続会社&地域別の実効速度の計測データが集積されていたのでチェックしてみると、電話回線利用のADSLの下り8M(フレッツとかヤフーBBなど)は、概ね同様の結果(平均2M前後)であるので、当方が導入したCA-TV系のブロードバンドの優位性ってのはあまり無いようです。

 やっぱり光ケーブル系のBフレッツなどがブロードバンドの「本命」かな。それでも公称下り100Mでも平均的実効速度は10M前後みたいです。


6月4日:

 ・ブロードバンドルータ

 折角、ケーブルテレビのブロードバンドで高速インターネット接続が出来るようになったのであるが、現状だと1台のパソコンでしか楽しめない。

 そこでブロードバンドルータの登場であるが、今日は事務所からの帰りにパソコンショップに立ち寄ってルータの物色をした。今や、パソコンショップの一角のかなりのスペースをブロードバンドルータが占めていて、なるほどいつのまにかブロードバンドが普及してしまったことを実感。

 遅れてはならじとあれこれ手に取ってみるが、安いのは1万円以下、高いのは3万円台と言った具合で、値段の差が大きすぎて迷ってしまう。取り敢えず無線LANは導入の予定が無いのでパス、いろいろ悩んだあげく事務所で愛用しているダイアルアップルータのメーカーであるNTT−MEのBA5000PROと言うのを購入。消費税抜き価格が16699円也。まぁ、入門用としては安からず高からずと言ったところであろう。

 また、ルータ導入は、インターネット常時接続時のセキュリティ対策としても有用である。

 接続&設定は簡単で、ケーブルモデムとルータをLANケーブルで接続し、ルータからパソコンあるいはハブに接続して、接続したパソコンでブラウザを立ち上げて所定のアドレスを打ち込めば設定画面となり、ブロードバンド加入時のID等の設定を入力すれば、あとは自動的にローカルエリアのネットワーク接続のパソコンのIPアドレスはルータが自動設定してくれる。
 
 コレでようやく自宅内のパソコン数台が同時にブロードバンド接続可能になったのであるが、それで一体なにをしてるのかと言うと、例によって「画像」を「閲覧」しながら、あるいは動画配信をチェックしながら、こうやってホームページのメンテなんかをやっているワケです。(煩悩ですがな煩悩、、。)



6月3日:

 ・屋根裏の散歩者?

 ・朝日新聞平成14年6月3日付西部本社版朝刊14版31頁より引用

 山口県警小串署は2日、同県豊北町滝部、中学校長山藤一夫容疑者(49)を住居侵入の疑いで現行犯逮捕した。
 調べでは、山藤容疑者は2日午後9時すぎ、同じアパートに住む別の中学校の女性教師(23)宅の天井裏に侵入した疑い。天井に直径1センチほどの穴が開いていることから、同署はのぞき目的での侵入とみている。


・れのん的所感

 おやおやこれはまた「屋根裏の散歩者」を地で行く所業ではあるな。
 ガッコのセンセイも「聖職者」ヅラして父兄らから「センセイ、センセイ」とおだてられてそのうち勘違いしていようとなかろうと一皮剥けば皆とおんなじ「煩悩」の民であるからして、聖職者としての「規範」にがんじがらめになっちまえばなっちまうほどに、その「煩悩」のウリウリは一層のこと自制と抑圧に耐えぬるほどにいやが上にもいつぞや「臨界点」に達するのもむべなるかな、田山花袋の「蒲団」ならずともつのりゆく我が恋路の一途な想いが叶わぬ夢であるほどに、尋常ならざる「行為」に盲進するぞかし。

 過日、「ロリータ」のリメイク版を観た。概ねキュブリック版「ロリータ」に忠実ではあるが、主人公と養女との「関係性」はより「直接的」なものあり、養女のインフォマニアックな気まぐれがキュブリック版よりもコワい印象であった。これじゃ主人公みたいに身を滅ぼしてしまうのもあり得るハナシではある。

 関係ないようで関係ありそうな「蛇足」でした。(やっぱ関係ないか。)


6月2日:

 何故、痩せないのか、あるいは、ちょっとばかり痩せて喜んでいたらどうしてあっと言う間に元の体重どころかややオーバー気味になってしまうのだろうか。不思議である。

 私は身長162cmであるが、体重は公称69kgである。けっして70kgには到達もしくは超過していないと信じている、嗚呼。

 私は暴飲暴食をしないし、間食もめったにしない。朝食と昼食は定時にきちんと腹8分に食べる。

 しかし夕食が不規則である。ビールを飲む習慣も止められない。それに、早食いではある。

 それから重要な点であるが、現在デスクワーク中心の仕事であり、またスポーツ大嫌い人間なので日常的に運動不足なのである。

 以前は、夏は市民プール通い、秋冬は自宅すぐ裏手から登れる標高600m程度の皿倉山に登るのを常としていたが、ここんとこ全然ご無沙汰である。

 うーんマズイなぁ、このままブクブクと肥え太るのだけは嫌である。

 しかし、そこらのフィットネスクラブに通うってのはオレ自身想像できないもんなぁ。



6月1日:

 ・ブロードバンド導入!

 自宅のマンション管理組合がケーブルテレビ(北九州市の第三セクターであるJ-COM)を全戸に導入したのを機に、ケーブルテレビの付加サービスであるブロードバンドをようやく導入しました。

 公称スペックが、下り8Mで上り2Mであり光ケーブル混合の有線なので電話回線利用のADSL系列(ヤフーBB含む)に比べて劣化が少ないのがウリである。なるほど速いと感じる。あわててADSLにしなくて良かったかもしれない。

 速さを実感するのは画像のダウンロードであり、画像と言うとやっぱり「アダルト系」になってしまうのが世の常なのでありましょうか、いやはや快適ですね。(なにが?)

 あと動画もこれでようやくなんとかストレスを感じないで観れるようになった。ただ、動画関係の無料コンテンツが非常に貧弱である。今更周回遅れの「ニュース」なんか観てもね。
 当然ながら「アダルト系」は動画配信サービスでも活発なようだが肝心なところでは「有料」なんだな。(私が知らないだけかも。)

 全体的にインターネットブラウジングのレスポンスが非常に高速になるので、事務所でもフレッツISDNを解約して、ケーブルテレビのブロードバンドを導入しようかな。



「れのん亭日乗」2002年5月

「れのん亭日乗」2002年4月

「れのん亭日乗」2002年3月

一番ふるい「れのん亭日乗」



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