れ の ん 亭 日 乗

或いは、What's New な日誌

ちょっと古い「れのん亭日乗」はこれをクリックしてください。


2002年5月〜



5月31日:

 ・今月は忙しかったけど、来月はどうかな。

 5月も今日で終わりです。今月は正直なハナシ忙しかったです。しかし来月はどうでしょうか。

 本日は、早めに仕事を終えて、スカッとした映画を観たかったので「スパイダーマン」を観てきました。なかなか面白かったですね。

 女の子にモテないオタクっぽい男の子がある日突然に変身して、まずは手始めに学校で自分をイジメる奴をコテンパンにやっつけて超人的な活躍をするってのは、私みたいな軟弱な野郎には「自己浄化作用」と言うのか要するに「カタルシス」ってやつでしょうか、結構、気ィ入れて観てしまいました。

 さて、また明日から頑張りますか。


5月30日:

  いよいよワールドカップなんですね。別にサッカーファンでもない私にはいまいち盛り上がっているのか盛り上がってないのか良くわからないのだけど、折角なのでおおいに面白くなって欲しいものである。

 しかし、大柄で精悍な外国選手団が続々と我が国に到来してくるのをテレビで見るにつけ、彼らは精悍な上に若いんだからきっとあっちのほうと言うかズバリ「性欲」のほうも旺盛なはず、それにグルーピーと言いましょうか、そんな彼らに群がる若い女性軍団も必ず存在しているワケだから、ワールドカップが終わって10ヶ月後あたりには時ならぬベビーブームが到来するやもしれず、そうなるとようやく本邦も他民族国家の仲間入り、島国根性の性根の悪さも徐々に解消の方向に向かうかも、メデタシメデタシ。

 と、ここまで書いていたらファッション界の大御所である森英恵の超有名ブランド「ハナエ・モリ」が民事再生法の申立で事実上倒産したと言うニュースが飛び込んできた。

 所詮、バブル経済の演出に一役買ったのが他ならぬDCブランドブーム。バブル消滅後は、あまた存在したにわかデザイナーズ&キャラクターズ・ブランドもあらかた消え失せてそこかしこのファッションビルもチープな装いであふれるなか、あるいは、私のようなビンボー人でも知ってるイタリア系高級ブランドすなわち成金趣味がのし歩く街角、ついに大御所も沈没と相成りましたか。合掌。



5月29日:

 阪神首位復活ですか、よろしいじゃないでしょうか。私も久しぶりに元気を取り戻しつつあります。こういう日はスポーツニュースのハシゴをしちゃうんですよね。

 明日は久しぶりにスポーツ新聞を買おう!

 さきほどヤフーのスポーツニュースで見るとセリーグ各球団の最近10試合の勝敗はほとんどのチームが5分なんだな。

 ダントツに強いような印象のジャイアンツだって各チームごとの対戦成績では横浜にボロ勝ちしている以外は勝敗が拮抗しているのである。まぁ、昔、ジャイアンツの選手が「横浜銀行」とよく言っていたようだが、今年はまさにその通りである。

 頑張れよ!ベイスターズ、せめてジャイアンツ戦だけはね。

 と言うことできょうは気分が良いうちに寝よう!

 

5月28日:

・久しぶりの下痢腹

 さきほど風呂上がりに寝る前の歯磨きをしていたら妙に便意をもよおしたので、折角、今しがた風呂に入ったばかりなのにと思いつつ、しょうがないので便座に腰掛けたのであったが、最初はいつもの固めのが出てきたのでいきんでいたら、そのうちユルいのが流れ落ちるようだったので「確認」したところ、ゲリゲリであった。

 自分で言うのもナンだけど私は胃腸が強いほうなので滅多に下痢腹にならないのであるから、今回のようなゲリゲリになる原因はやはり食べたものに原因があるのだろうと仮定して、その「悪い食べ物」を喰らってよりどのくらい経過するとゲリゲリになるのだろうかとふと考えたのであるが、本日は福岡県行政書士会の定時総会が博多駅前の日航ホテルであって夕刻より懇親会の段、いつもは食べないようなものをたらふく食べてビールも沢山飲んでしまったのだが、やはりそれが原因だとすると、およそ食してより6時間半後にゲリゲリ状態で体外に排出されたことになる。

 私は太る体質なのでゲリゲリになるとちょっぴり嬉しくなってしまうのであった。

 ふと考えたのであるが、ゲリゲリダイエット法なんてのをデッチあげて大々的に宣伝すると受けるかも知れない。(受けるわけないか、、、、。)


5月27日:

・坊屋三郎 逝く (映画的所感を込めての哀惜の念)

 昔、40数年前、北九州の若松と戸畑を結ぶ若戸大橋の若松側の起点あたりに「米芳旅館」と言う割烹旅館があった。そこは私のお袋の実家であり、お袋は教師をしていたので幼稚園が終わってからあるいは小学校の授業が終わると私はそのお袋の実家の旅館に直接帰ってゆき、夕方お袋が迎えにくるまで旅館とその周辺で遊びまくっていたのだった。当時の若松は筑豊炭坑からの石炭の積出港としてまだ活気のある街であった。

 旅館の隣には「文映」と言う映画館があってそこは「新東宝映画」の専属上映館だった。そのうち隣の映画館のモギリのお姉ちゃんをはじめ映写技師のお兄さんや映画館の人たちにかわいがられるようになって、まだ5歳くらいのころから旅館が若戸大橋の建設で立ち退きになるまでの数年間、フリーパスでその映画館に出入りするようになった。つまり気が向いたら好きなだけ映画がタダ観出来たのであった。

 坊屋三郎はその頃たくさん観た「新東宝映画」ではおなじみのキャラクターであった。「新東宝」の専属俳優には個性の強い俳優が多かった。宇津井健(スーパージャイアンツ)や天知茂(「憲兵と幽霊」「東海道四谷怪談」)は当時から有名であったが、池内淳子、大空真弓、それから菅原文太も新東宝出身だった。三原葉子とか沼田曜一などアクの強い俳優も忘れられない。
 あの頃は日本映画の全盛時代で、私は幼児期にとんでもなく貴重な体験をさせて貰ったのである。

 中でもいまだに強烈な印象が刻印されているのが、中川信夫監督の「亡霊怪猫屋敷」「東海道四谷怪談」「地獄」の3本の映画である。特に「東海道四谷怪談」は現在観ても色あせることのない大傑作映画である。
 子供の頃からこの映画の凄さを自分のなかにずっとしまい込んでいたのだが、近年、中川信夫監督が再評価されることになり、私はことのほか嬉しかったりするのであった。

 これと同様なケースであったが、1975年頃だったか、トビー・フーバー監督の「悪魔のいけにえ」を観て、コレは凄い映画が出てきたものだとことあるごとに周囲の映画同好の輩に吹聴しまくっていたら、皆からは胡散臭そうな顔つきで小馬鹿にされたものであったが、現在「悪魔のいけにえ」は恐怖映画の傑作としてカルト的人気が定着しているのであった。ははざまみろ!(すんません自慢話ばかりで)

 坊屋三郎の訃報に接して、いろいろ昔の映画のことなぞ想念してしまいました。


5月26日:

・昨夜観た映画

 「サウンド・オブ・サイレンス」を観てきました。(全国同日の封切りかな。)

 原題は「 Don't Say A Word 」。こちらのほうが映画の内容にふさわしいです(当たり前か)。

 一体「サウンド・オブ・サイレンス」なんて邦題は、単なる営業対策で取って着けたみたいな題名ですよ。

 テレビCMを観るとなんだかサイコ・スリラーのような印象だったが全然そうではなくて、とても上出来のサスペンス物でした。こういう裏切られかたは良いですね。最近観た映画ではとってもお得な1本でした。

 精神病院に入院している少女から「ある番号」を探ろうと策を労する悪人集団と、その悪人集団から一人娘を誘拐されて前述の少女から「ある番号」を時間内に聞き出さなければならない精神科医(マイケル・ダグラス)、それに加えて、謎の殺人事件を追う切れ者の美人女性刑事の執念が絡んで、無駄のないカットとストーリー展開がラストまで息を抜かせません。これはとてもシナリオが良く出来ているのでしょうね。

 「ある番号」とは、、、、うーんなるほどそうなのかと思った次第。(だったら、こんな回りくどくて手間も銭も掛かるやり方ではなくて、役所で古い記録を当たると言う方法があったんでは?と後で冷静になって思いました。)

 ラストは、安心感とともになにかしらのほろ苦さも感じました。と言うワケで「れのん」お奨めの1本です。(「パニック・ルーム」より面白かったです。)

この映画のMacネタ:映画の最初のほうで、マイケル・ダグラスの奥さん(スキーで足を骨折して自宅療養中の設定)がパワーブックG3(「踊る大捜査線・ザ・ムービー」で小泉今日子が使っていたやつです。)を使っておりました。いやはや映画でのMacintochの占有率はWindowsPCを遙かに凌駕しておりますなぁ。いかにも業界のプロ好みの一品と言うことでしょうか。


5月25日:

・本日の悪循環

 昨日は午後9時頃に自室にたどり着いたのだが、眠たくて着替えないまま、布団も敷かずに寝入ってしまった。
 で、午後11時半ぐらいに起きあがってトイレに立ち寝間着に着替え、そのまま朝まで寝ようとしたのだが、毎日の習慣である寝入る前の寝床での読書とやらで昨日購入した文庫本(昨日の一気読みにて紹介)を読み出したら面白くて全部読んでしまい、それにまだ「れのん亭日乗」を書いていなかったのがとても気掛かりだったので、読んだ本をネタにしてちゃんと書き上げました。

 となると夜も更けるどころか白々と明け初めてしまい、これではいけないと寝るのだけれども、睡眠状態に入ったのはたぶん午前5時過ぎ、疲れていたのか一直線に爆睡して気が付くとお昼の12時半過ぎでした。
 土曜日だからゆっくりしたいが、午後から相談者がやってくる。しかしこれは我が事務所最強の補助者にバトンタッチ。土曜日の昼食は午後2時過ぎに大手町のウェストの中華でエビタンメンを食べる習わしなのであるが、本日は午後3時頃に食べました。
 
 さて、今夜はチャチャタウンのシネプレックスにて「サウンド・オブ・サイレンス」を観ることになっているので、観てきました。うーんサイコスリラーかと思ったら全然違っていたけど面白かったです。

 映画の後は、小倉北区熊本町のジョイフルで雑炊を食べた。そんなこんなで羊水に満ちた我が唯一の安らぎ場所である「自室」に戻り着いたのは午前2時前、でこのホームページのメンテやったり、たらたらテレビ観たりインターネットしたりで寝入るのはたぶん明け方、そして、日曜日は取り敢えず「サンデープロジェクト」を観てしまうのだろうか。

 うーーーーん、睡眠不足の悪循環は週末の休日でも解消されそうにないなぁ。


5月24日:

・本日の一気読み

「殺人者はそこにいる」:「新潮45」編集部編
 -- 逃げ切れない狂気、非常の13事件 -- 新潮文庫:定価476円

・昔、東京海上のプロ代理店研修生の頃だが、生まれて初めて経験する「週休二日制」とやらを持て余して市立図書館通いをしていたのであるが、コリン・ウィルソンの「犯罪&殺人事件」集大成モノや佐木隆三の「殺人百科」シリーズなどを好んで読んだものであった。

 コリン・ウィルソンは言わば荒俣宏の師匠筋にあたるような「歩く百科事典」と言うより「百科事典」そのものな貪欲な「知性」を体現した人物であり、彼の「犯罪&殺人」集大成本は、該博な知識を思う存分に書き連ねた「データーベース」的なところがあって、悪く言えば「犯罪者&殺人者」の「湿っぽい部分」の描写に物足らない場合が多いのであり、やっぱり我が同郷の小説家たる佐木隆三の描く「殺人者」の「欲望」と「衝動」の描写のほうが私には面白かったのであった。

 さて、表題の文庫本であるが、おもに「平成」の移り世に立ち現れた13の「殺人事件」について、「佐木隆三」的なドキュメンタリー手法を踏襲しつつ、それぞれの書き手が手際良くまとめ上げたオムニバスである。週刊新潮の「黒い報告書」みたいなベットリした「粘着感」がないのが良い。

 有名な事件もあるし、そうでない事件もある。私には、「自殺実況テープ」の出してはいけない中身・葛飾「社長一家」無理心中事件、がある面、衝撃的ではあった。
 元ソニー・ミュージック・エンタテインメントの社員だった男が47歳で会社を辞めて独立をしたものの事業に失敗してしまい、しかし見栄を張りすぎて、妻や妻の親族を保証人に仕立てた多額の借金の返済期限を明日に控えてどうにも言い訳することも出来ず、事業の失敗を説明しないまま妻と娘を絞殺したあげく、自分も死に場所を求めて転々とする中で、自らの「心境」を言い訳がましくカセットテープに録音しており、本当に縊死して果てる時もその胸元にクリップ式のマイクを取り付けて自分の死ぬ様子までをも記録したそのテープ起こしの赤裸々な内容を引用しているのだけど、これはちょっと後味が悪いです。
 このひと、本当に死んでしまう数日前にも首吊り自殺に失敗しており、この時は、死にかけてあの世の扉を押そうとしたところでヒモが外れてしまい、数時間後、脱糞した自分の小水とウンチにまみれてホテルの一室にてひとり生き返ったそうで、大量に撒き散らした自分のウンコに足を滑らしてしばらくのたうち回ったらしい。想像するだにおぞましい風景ではある。

 自分の駄目さ加減に開き直ってしまえば、なんてことないのになぁ。

「かっこ良いことは、なんてかっこ悪いことなんだろう。」昔のフォークソングのLPアルバムのタイトルを思い出してしまった。


5月23日:

・断酒、3日目ならず。

 いやーサッポロの発泡酒ファインラガー美味しいですね。と言うことでアルコールを断つのは難しいです。
 取り敢えず「週2日の休肝日」を目標にします。

 さて明日からの週末はどうしようかな。
 まずはレイトショウでの割安映画鑑賞ですが、「アザーズ」ですか、もうそろそろ打ち切られそうなので、観ておこうかな。「シッピングニュース」も「マルホランド・ドライブ」も観ようかな思ううちに終わってしまっていた。
 あと「アトランティスのこころ」も要チェックだな。「スバイダーマン」は当分続映だろうから後回しでいいか。今月末には「アリ」も「サウンド・オブ・サイレンス」も公開されるし。

 しかし、あたふたと売れ筋の映画だけを観るってのも気に入らないが、やっぱり映画は映画館で観るのが一番です。

 でも一番の希望は、だれからも邪魔されない場所で、10時間ぐらい爆睡したいです。



5月22日:

・「休肝日」

 昨日、病院でお医者さんが私の血液検査の結果レポートを見ながら、一週間に二日は「休肝日」を設けてください、と言われた。ガンマGTPが140台でした。
 うーんそう言えば、カラスがカァと鳴かぬ日があっても私が缶ビールの1本も呑まない日は無いなぁ。
 そんな私でも一念発起して「断酒」することがたまに(2年に1度くらい)あって、以前はガンマGTPが90台まで下がったこともあった。
 ここはちょっと頑張ってみようかと思い立ち、昨日はまったくビール&アルコール類は口にしなかった。今日もまだ飲んでません。明日はどうだろうか。


・「行政書士ふくおか」121号

 福岡県行政書士会(以下、県会)の広報部長でもある私が「独善的」に編集した県会の広報誌「行政書士ふくおか」の第121号がようやく印刷所から県会事務局へ納入されたのは、昨日の午前中であった。
 県会の定時総会が今月28日に開催されるので、総会前には県会会員の皆さんの手元に送付される段取りとなって、私はほっと一息ついたのであります。

 しかし!! 「内容」に「問題」があったのかどうか知らないが、送付中止となったらしい。もしかしたら県会広報誌としては前代未聞の「発禁処分」になるのかも!?
 まだ私の手元には10部ほど残っているので、ご希望の方は下段の「5月20日付」の書き込みの要領で私の事務所までご請求ください。

 残部僅少!! プレミア物ですよぉ!



5月21日:

・本日もアンチジャイアンツ的絶望、、、、。

 今年もエエ夢みさしてもらいました。5月半ばまでですか。ま最近では長いほーやおまへんか。ささ、はよ寝て明日からはワールドカップきばって観るために体力つけますわ。ほなまた。


・本日の漫画雑誌

「娯楽王」 創刊号 発行:ぶんか社

 表紙上段に「青木雄二マガジン創刊!!」とあったので思わず購入。
「桃源郷の人々」って青木雄二の小説の漫画化だそうです。作画は「カバチタレ!」同様に青木雄二のアシスタント出身者みたいで、青木雄二風だけど人物造形がすこし薄っぺらです。内容は倒産&破産のわかりやすい教養解説編と云うべきでしょうか。
 この雑誌の真ん中には「スクープグラビア第1弾 小林ひとみ」。お顔がすこし所帯やつれ風ですが胸元は、、、、。



5月20日:

・日々雑感

・5月もあっと云う間に20日です。こないだゴールデンウィークだったのにもうすぐ6月、と云うことは今年も既に半分近く「消費」してしまうことに。そのうちすぐに夏を迎えて汗にまみれているうちに夏休みの時期が終わる。9月を迎えると毎年あれーもう12月なのぉ?!って具合になぜか時間の経つのが速い。こうやっていつのまにか年老いてしまうのだろうか。

・昨年の夏はプールに泳ぎに行かなかった。北九州市には市民プールが沢山存在していて、その気になると人もまばらな50mプールで思う存分泳ぐことが可能であり、毎年必ず市民プールで泳ぐのですが、昨年は泳ぐ機会が無かった。そのせいでしょうか、昨年末から風邪を引きやすい体質になってしまいました。今年は泳ぐぞ!(私が「愛用」しているのは戸畑区鞘ヶ谷の「岩ヶ鼻」か八幡東区の「桃園」、あと事務所から徒歩15分の小倉北区「勝山」の各市民プールです。)

・ようやく「行政書士ふくおか」121号が完成しました。明日中には福岡県行政書士会事務局に搬入されて送付段取りに数日、今月28日の総会までには県会会員の皆様へ届くでしょうか。
 編集内容の構想&準備に1ヶ月、原稿収集と構成&DTPデータ作成に1ヶ月、印刷&出庫に1ヶ月。印刷物を発行するってのは3ヶ月のスパンが掛かります。途中でヤル気を無くしたり気を抜いたりするとだらだらと期間が経過していつまで経っても完成の目処が立ちません。気合いを入れて一気に仕上げないとやれない「仕事」です。
 今号の目玉は、博多支部・加藤清正先生の論文「行政書士の職域・行政書士と弁護士、司法書士の業際について」です。
 ご希望のかたは幣事務所宛に210円の切手を貼ったA4サイズの入る返信用封筒を送付していただければ贈呈いたしますので宜しく。



5月19日:

・本日のアンチジャイアンツ的憂鬱

 今日はダイエーホークスも阪神タイガースも連敗してしまったにもかかわらずジャイアンツは連勝しており、私はもう立ち上がる気力を喪失して寝込んでおります。あした目覚めたとき「連敗」が間違いであることを祈るのみですが、やっぱり明日の朝刊はスポーツ欄をホッチキス止めしてからトイレで読むことになるんじゃないでしょうか。それではおやすみなさい。



5月18日:

・本日観た映画

・パニック・ルーム
 話題の新作を封切り日のレイトショーで観てきました。

・監督:デビッド・フィンチャー
 「セブン」「ファイト・クラブ」「ゲーム」「エイリアン3」など

・主演:ジュディ・フォスター
 なんと云っても私には「タクシー・ドライバー」での少女娼婦役が衝撃的ではありました。あの頃ほっそりしてたアゴが成人するとエラ張りアゴになっちゃうんだなぁ。

・れのん的感想:
 「セブン」「ファイト・クラブ」のD・フィンチャー監督の新作で、主演が「羊たちの沈黙」のジュディ・フォスターだからと云って過剰な期待をするとちょっと肩すかしを喰らいます。
 「予定調和」なストーリー展開と云うか、「破綻」は無いけどあんまりハラハラドキドキ感も無かったです。あっ驚くシーンも無かったし。
 一番の見物は巻頭のタイトル部分。ニューヨークの町並みの遠近にシンクロさせて、立体文字を表示する手法は初めての試みではないでしょうか。 
 あと私が一番興味を覚えたのは、侵入者3人のうち、幾分善人的なところのある黒人役をやっていたのが、あのクリント・イーストウッドが制作・監督した映画「バード」でチャーリー・パーカー役を演じていたフォレスト・ウィテカーであったことでした。なんだか黒人版「与太郎くん」みたいな役者さんですが、私のiPodにもしっかり入っている「ナウ・ザ・タイム」を演奏するシーンはカッコ良かったですね。



5月17日:

・本日の書物:

プラモ・ボックスアートの世界
「小松崎茂と昭和の絵師たち」
   ・立風書房刊 定価1886円

 ふらりと立ち寄った小倉駅ビル5階の本屋で「発見」! 手にしたとたんにビリビリと伝わるものを感じました。
 昔なつかしプラモデルの「箱絵」の集大成、まさに「永久保存版」と云うべき内容でした。昭和26年生まれの私にとって「小松崎茂」は神様みたいな存在です。
 昔、小学校3,4年生の頃、当時主流であった月刊少年雑誌の「少年」だったか、クーポン券に切手を何十円分か同封して申し込むと我が小松崎茂画伯の戦艦大和のポスターがプレゼントされるってのがあって、それを申し込んで以来、毎日、玄関先に座り込んでポスターが配達されてくるのを心待ちしていたことを、昨日のことのようにありありと思い出す。

 あと、関連の話ですが、週刊少年サンデーの初期の頃は、最初の頁には必ず特集「図解」があって、長岡秀三先生(のちにアメリカに渡って「長岡秀星」として独特の作風でレコードジャケットアートの大家となる。)の旧日本海軍の軍艦の立体透視図とか、きわめて精緻な図柄で、真実、穴のあくほど見つめていたのであった。

 今、思い出しても心ときめく私の「宝物」(ローズバッド。バラのつぼみ。)なのでしょうか。



5月16日:

長者番付(私にはカンケーないけど、、、。)

  • 上位100位以内にサラ金関係者が8名:
    • 庶民の生き血を吸う輩も今が華。サラ金バブルも結局ネズミ講と同質、少子社会の熟成は借り手の頭打ちとなり、不況の長期深刻化は踏み倒しの激増をもたらす。あと何年かすると大手サラ金もバタバタと倒産あるいは統合化の道をたどるのは必至であろう。
  • 5位、4位、3位は、マクドの会長とその次男、長男だそうです。
  • 16位に米マイクロソフトの副社長、古川亨氏。(西和彦氏は今どこに?)
  • 35位、36位、50位、72位、87位のセイコーエプソンもしくはセイコー関係者の姓はみんな「服部」姓です。「セイコー」って同族会社なんだな。
  • 67位に糸山英太郎の名前、、、。このヒトもしぶといね。
  • 99位、大川隆法氏の職業は「宗教法人総裁」でした。
  • 76位、宇多田ヒカル。
    • 私は彼女をテレビで見る度に「藤圭子」の亡霊を見てしまう。ジューゴジューロクジューヒシとぉアタシの人生ィ暗かったぁ。私はそういう年代の人間です。
  • 我が北九州市の高額納税者トップはここ10年くらいおんなじひと、産婦人科のセントマザー病院長の田中温氏です。不妊治療&人工授精の大御所のようです。少子社会でも子供を渇望するかたは多いです。



5月15日:

 本日の北九州市の天候ですが、終日雨、ときに叩きつけるような大雨でした。5月と云うのにカラリと五月晴れの爽快な気分とは未だ無縁である。心なし体調がたるい。

 今週は既に5件の「生活苦型・多重債務問題解決支援業務」を完遂した。しかも明日はあと3件貫徹しなければならない。今から行政書士法第1条の2に準拠した「事実証明に関する書類」を仕上げないといけません。午前3時までには床に就けるだろうか。
 しかし我が梶原行政書士事務所が誇る「最強」の補助者はもっと大変である。1プラス1は2ではなく、3にも4にも、あるいはそれ以上の成果を生むことを実感する今日この頃ではあります。我が最強の補助者に感謝。


・パソコン自作編・その3

 今回の自作PCは、事務所で私が使用するメインマシンにしました。いやー高速マシンはやっぱりいいですね。Windows XPもシンプル&クラシックだとなかなかよろしいです。でもデフォルト設定だと1GHzオーバーマシンでもトロいです。皆さん、無用なアニメーションとか陰影とかはオフにしましょうね。

 しかし、噂にたがわぬアスロンXPの発熱量である。コンパクトなマイクロATX用タワー型ケースにいろいろ詰め込んでいるのに加えて、空気が出入りする隙間が非常に少ないケースなので、1時間も立ち上げているとケース全体が熱くなってきます。CPUの温度も摂氏60度くらいになり、マザーボードも摂氏55度を超えている。これから夏場に向かうので心配。窮余の策としてケース背面のPCIカードスロット用のカバーをひとつはずして空気の流れ道にしました。

 それでも不安だったので濡れ雑巾をケース上面に掛けて、簡易「水冷」式にしました。朝掛けた濡れ雑巾は午後6時頃には乾いてしまいました。でもこれでCPUなどの温度は5度くらい下がりました。ケース用の冷却ファンの取り付けを検討してます。



5月14日:

・本日の事件簿:

5月14日付・朝日新聞夕刊(西部本社発行の第4版)9頁より

見出し:HPで弁護士中傷した疑い・福岡県警、男を逮捕

内容:
 インターネットのホームページ上で弁護士を中傷したとして、福岡県警は14日、福岡市南区高宮4丁目、自称執筆業外山恒一容疑者(31)を名誉毀損の疑いで逮捕した。
 調べでは、外山容疑者は昨年8月19日午前0時ごろ、自宅で、インターネット上に自分が開設するホームページに、市内の女性弁護士(52)を誹謗中傷する文章を書き込んだ疑い。外山容疑者は交際相手の女性から損害賠償請求訴訟を起こされており、この弁護士が所属する事務所がその女性の担当をしていたという。

れのん的所感:
 いやはや自分のホームページに他人の悪口を書いただけでタイホされてしまうご時世なんだなぁ。まぁ、自分のホームページであろうとなかろうとインターネット上の「スペース」は「全世界」に開かれた「公的な場」である故、度を超してしまえばこうなると言うことなのかな。
 しかし、ケーサツがタイホすると言えば、それが「真実」としてマスコミに「公認」されて世間に流布されて、ほんとに「犯罪者」にされてしまう恐ろしい世の中であることは確かだな。



5月13日:

・本日の更新:

 4月の「れのん亭日乗」をようやく分離しました。「れのん亭日乗」の過去分は以下のようになってます。

「れのん亭日乗」2002年4月分
「れのん亭日乗」2002年3月分
 一番古い「れのん亭日乗」

 毎日書き込みを続けていると1ヶ月分が結構な分量になって、読み込みに時間が掛かるようになってました。ちょっとだけ軽くなったでしょうか。

・パソコン自作編・その2:

 IBMのAptivaから流用したCD-ROMドライブ(40倍速)は自作PCでも快調に動作し、WindowsXP Proのインストールもハードディスクのパーティション切りもCDのみで可能でありました。もうWindowsでもインストール用のフロッピーディスクを作らなくても良いんだな。これでやっとMac並か。

 しかし、FDドライブの調子が悪いのである。FSBを高速にすると古いFDの動作が付いて行けないのだろうか。

 1年半前、世間がセレロンのクロックアップで盛り上がっていた頃、意地で最速のソケット7PCを作ろうと思い立ち、ベースクロックが最大100MHzまでいじれてPC100タイプのメモリーに対応したソケット7マザーボードの中古品を入手して、AMDのK6-2+の533MHzを乗せ、ついでだからDVDドライブを張り込んで自作した時、調子にのってベースクロックを100MHzにして、CPU動作倍率5.5倍で550MHz駆動を試したのですが、余っていたハードディスクの古い1995年頃のやつまで接続したら、高速クロックについていけずにあっと言う間にハードディスクが死んでしまったことがあった。それと同様のことが古いFDドライブでも起こるのだろうか?

 とりあえず事務所からの帰りに新品のFDドライブを購入。ついでに40倍速の中古CD-ROMドライブをゲット。これを上記の最速ソケット7PCのDVDドライブと交換。
 取り出したDVDドライブは自宅のAptivaに入れ、今回の自作PCとは相性の悪いFDドライブもAptivaに戻しました。これでiMacを使用中でもDVDが観れるようになりました。



5月12日:

 パソコン自作編:その1

 かねてからの公約(?)どおりPC自作に取りかかりました。

 ケースはマイクロATX用が1台余っているのでコレを利用することが前提。
 CPUですがコスト優先でデュロンの1100(実効1.1GHz相当)のバルク品が7980円で出ていたので、これを買おうかなと思ったが、アスロンXPも値下がりしていてどうせなら最速とは言わないまでも高速なものをと言うことで、アスロンXP 1800+を購入。
 マザーボードは、ソケットAのマイクロATX仕様では最新のもので値段もお手頃だったECS(日本エリートグループ)のL7SOMをゲット。LANもサウンドもグラフィックスもオンボードなので、グラフィックスカード等の購入の必要がないのがうれしい。
 メモリーはDDRの256を購入。ハードディスクはIBMの40Gにしました。
 入手したアスロンXPはリテール品でCPU冷却ファンがついていたが、アスロンXPは発熱がもの凄いらしいので念のためショップの店員さんに相談して冷却能力が強力なのを選んだ。

 ここで5万円の予算はオーバーしてしまった。

・現在までの購入価格:

1:マザーボード:ECS L7SOM   11800円
2:CPU:Athlon XP 1800+   18800円
3:メモリー:DDR 256M バルク品  6980円
4:CPUクーラー:震電       2580円
5:ハードディスク IBM製40G   10800円

・合計:50960円也

CD-ROMとFDドライブは、自宅のIBMアプティバ(K6-2 400MHz)を分解して取り敢えず流用して自作に取りかかりました。(キーボードもマウスも流用です。)

例によって悪戦苦闘の末、5時間後ほどでようやくWindows XP Proをインストール出来ました。制作のあれこれは後日また。 



5月11日:

 本日は、福岡県行政書士会小倉支部の支部総会がありました。

 午後5時からJR小倉駅北口にあるリーガロイアルホテルの3Fで総会&懇親会でした。

 午後8時半で懇親会は終了。2次会は小倉北区堺町公園正面の丸源30番ビル3Fの某所にて午前1時まで盛り上がり、私は鉄人行政書士のM氏と一緒にタクシーで帰宅しました。

 帰宅後は自分でうどんを作って食べました。美味しかったなぁ。

 久しぶりに遅くまで飲み歩いてしんどいです。



5月10日:

 またぞろ「自作の虫」がもぞもぞと、、、、。

 現在、事務所のWindows系のデスクトップパソコン3台は、完全自作マシン2台にショップ系マシンに手を加えたほとんど自作状態の1台であるが、搭載CPUがAMDのK6-2の300MHz、K6-2の450MHz、K6-2+の533MHzと言う具合に、現在の水準から言うとさすがに遅い性能になってきた。(はは、全部非インテルマシンだな。Wintel嫌いのオレらしいでしょ。)

 ま、私はPCでゲームはほとんどやらないし、画像処理関係とDTPはMacでやるので、普通の業務使用には全く支障はない性能ではある。それにOSのWindowsもアクティブデスクトップとか不必要なアニメーションとか立体陰影など、やたら負荷を掛ける無駄な部分を可能な限りOFFにすると上記性能マシンでもかなり快適に動作するのである。壁紙もビットマップ形式の画像ファイル(拡張子が.bmp)だとアクティブデスクトップがOFFでも張り付けられるのである。

 K6-2-300MHzマシンは当初1996年の秋に購入したTWOTOPのペンティアム200MHz機であったのだが、当時の最速マシンに電圧&クロック変換のいわゆる「下駄」をはかせてK6-2-300MHzに換装して現在まで延命していたのだけど、さすがにもう元は取ったかなと思うようになってきた。

 それにマイクロATXの電源付きケースの新品が1台余っているので、今回はサウンドもグラフィクスもLANもオンボードのマイクロATXマザーボードを仕込んで、お手軽マシンを1台作りたい。

 CPUは当然AMDのアスロンXPかデュロンを使用しての1GHzオーバーマシン。メモリはDDRの256(ニゴロ)を1枚、ハードディスクは動画処理をやらないのなら20Gあれば充分、CDR焼き専用機は別にあるので、CD-ROMはそこそこの中級品で必要充分、FDはジャンク品利用、あと古いSCSI周辺機器もまだ使いたいのでSCSIカードは必要、と言うことで総予算5万以内でなんとかしたいです。では、では。



5月9日:

 本日の引用:

 月刊現代 6月号 66頁 上段左3行より

「多くの男は、職場や家で、手の裏を返すような女の激しい反応に接したことがあるに違いない。たいていの場合、なぜ女がそういう反応を示したのか男には永遠の謎である。女はそれほど理解しがたいものだ。」

 ・小泉首相、「真紀子発言」はあなたの負けです
 ・土屋賢二(お茶の水女子大学教授)

・私のコメント:女性が言い放つ「正論」には太刀打ち出来ませんです、ハイ。



5月8日:

 閑話休題:

 今日は午前中から午後7時まで切れ目なくびっしりと「事情聴取」(書類作成の打ち合わせ)と「多重債務の無料相談」の業務をこなしました。ゴールデンウィーク明けのなまった体にはちょっと堪えたのか、いつもより早めに家に戻ってすぐに寝入ってしまいまいました。寝起きで体が冷えているのか、ちょっと寒いです。また、5月になってからの北九州は4月よりも朝夕冷え込むようです。一旦しまい込んだ掛け布団をふたたび取り出しております。

・本日の書物:
 GENJINブックレット11・裁判傍聴レポート(福岡編)
 「うったち(わたしたち)の裁判官」
 九州大学法学部刑事訴訟法(大出)ゼミナール編 
 現代人文社刊 定価:850円

概略:
 九州大学法学部の学生が、福岡県内の裁判所、福岡地方裁判所本庁と地裁支部裁判所(小倉、直方、行橋、飯塚、田川、久留米、柳川、八女、大牟田、以上9支部)にて刑事裁判の傍聴をしたレポート集。学生らしい視点で刑事裁判の概略と素朴な感想が述べられている。
 また、福岡県内の各裁判所のガイドブック的な側面があり、それなりの利用価値がある。
 「裁判所」は一般のかたにとって最も近寄りがたい「官公署」であるが、ある面、われわれにとって最も身近であるべき存在なので、刑事裁判と民事裁判の両方の傍聴などにぜひ一度立ち寄られることを強くお勧めします。
 皆さん「納税者」なんだから(消費税払ってない人いないもんねフツー)国民に解放された場である裁判所には胸を張って堂々と出入りしましょう。


5月7日:

 鈴木宗男、絶対絶命か?

 ここは我らが宗男ちゃんにはなんとか踏ん張って貰いたい。

 掌中に収めたはずの外務省には完全に裏切られ、いまや自民党橋本派からも厄介者扱い。大ドンデン返しで四面楚歌な状況に追い込まれた彼。オレはこういうのに同情しちゃうんだよな。

 好事魔多し。傲る平家は久しからずや。はたまた、明日は我が身か月見草。教訓の多い今回の宗男騒動。人間、エラソーにしてはいけないのである。

 つくづく思うに、他人の恨みつらみほどコワいものはないなぁ。

 しかしなんですな、知らず知らず自分の存在が他人には迷惑極まりなかったりすることもないわけじゃなし、いろいろ気にしすぎるってのもオレらしくもない。

 ま、いつものようにささやかながらマイペースで行ったほうがよろしいようで。


5月6日:

 ゴールデンウィークも今日で終わり。毎度ながらあっと云う間に至福の時は過ぎ去りまた明日から苦難の日々が始まる。
 と云ってもサラリーマン時代と異なり、嫌な上司とか生意気な部下に妬み嫉みの同僚、はたまた間尺の合わない押しつけられた業務なんて世界とは無縁なので、ストレスが溜まると云うのはあまりないが、そのかわり常に飯の種を途切れなくゲットしなければならないので、いつも前向きの気持ちを維持しなければいけません。
 今月は既に8件の新規依頼案件の業務遂行が決まっているが、これで満足して立ち止まってはならないのは云うまでもないことである。

 明日は早めに起きて気合いを入れて事務所に行こう!


5月5日:

 旅の疲れかいつもより早めに寝入ってしまったところ、午前5時すぎに目覚めてしまいました。トイレに立って台所から窓の外を見ると付近全体が霧に包まれていました。
 あまりに幻想的な世界に早速デジカメを取り出して記録しました。そのうちの1枚を掲載してしまいました。ちょうどベランダにスズメが止まったところが写せました。
 え?負荷の掛かる画像を張り付けるなって?はは、すんません、まぁ、最近はモデムでインターネット繋いでいるかたが少なくなったのではないかと思ったりなんかして、いいかなと。
 でもまだ自宅も事務所もISDNのままです。自宅近辺まで光ケーブルが来てるようなのでいっそ光ケーブルにしようかな。
 まぁ事務所をADSLにしてしまうと仕事どころではなくなるので、事務所はこのままでいいかな。インターネットやML(メーリングリスト)も時として業務遂行の阻害要因になる場合があります。


5月4日:

 本日の小旅行:

 昨日は「旅の者」のフリをして地元をふらりと歩いたが、今日はほんとにふらりと列車に乗ってみた。
 事務所から一番近い駅であるJR西小倉駅から日田彦山線午前10時25分発日田行き各駅停車の連結2台だけの車両に乗ったのであった。
 単線のローカル線をとことこ沿線の緑豊かな風景をみながら時間がゆっくりと流れる。私は例のiPodを取り出してランダム再生で上出来のお気に入りの楽曲を聴きながら流れゆく窓外の景色に見入るばかりでありました。
 日田からは久大線に乗り換えて大分へ。各駅停車の黄色い連結無しの単体ワンマン車両は、途中で湯布院駅に20分ほど停車したので、トイレをするために駅の外に出たのですが、湯布院駅の周辺は観光客でごった返し状態、しかし今日はずっと雨降りだったので、せっかくのゴールデンウィークも大変でした。
 さすがに各駅停車にずっと乗っていたせいか少し居眠りしつつ、ようやく大分駅に到着。大分からは特急のソニック44号で一路小倉へ。いやーやっぱり特急は楽チンで速いです。なんせ大分小倉間が1時間15分くらいだもんな。
 で、結局、午後6時30分頃にJR小倉駅到着しました。結構楽しかったです。

・本日の運賃=しめて7340円也


5月3日:

 なんやねん広島カープ、ジャイアンツに3連敗してからにぃ!今日はタイガースにもコテンパンやんか。なんで清原がケガでおらんようになるとジャイアンツ強よなるんや。はよ清原出てこい!清原が出てこんようやとこのままジャイアンツぶっちぎりやで。タイガースもアブないがな、ほんまに。

 というワケで、本日の憲法記念日は家でのんびり休んでいましたが、お昼も過ぎるとどうにも我慢がならず家を出ました。
 今日の北九州はあいにくの雨。それも時には土砂降りに近いような強い雨足でした。私はふらりと小倉駅近辺、すなわち北九州市では一番の繁華街あたりを「旅の者」になった気分で歩き回りました。

・本日の買い物:

  1. FREE "Fire and Water"
    • 中古CDショップにて950円で購入。これで70年代初頭のブルースロックの傑作 "All Right Now" をiPodのライブラリに追加することができました。

  2. 徳間文庫「ウラ金融」青木雄二
    • 前書きで「ドイツイデオロギー」の引用をするあたり遅れてやってきたマルキスト青木雄二らしいなあ。
      過日有罪判決の下った野村沙知代とやらがまたぞろテレビ画面をにぎやかしていたが、あのおばはんを見るたびに「ナニワ金融道」に出てくるごうつくババアを想起していた私であったが、うちの事務所に寄せられる「多重債務問題」に時折見え隠れする「ウラ金融」の世界、敵を知り己を知らば百戦あやうからず、と云うことで今夜はこれを読みます。


5月2日:

本日の購読雑誌:

  1. 実話時代6月号:
    1. 連載書評記事:侠養講座閲覧室・無頼ブラリー
      • 毎回、読み応えのある辛口の新刊書批評。今号は吉本隆明著「メディアを疑え」の紹介である。私は「吉本」と言う「情況への発言者」には心酔していないのだが、今回の書評者はアプリオリに「吉本」に傾倒している人間なのかも知れない。
    2. 獄中寄稿 嗚呼!任侠ボルシェビキ 田中義三
      • なんとも題名がすごいなぁ。「獄中赤軍派」の田中義三氏が拘置所内で任侠のかたがたと交流し連帯してゆくと言う話である。
    3. 遠賀川笑候群のルーツを探る・これが「川筋者」の魂だ!
      • 第11回:山口組進攻作戦と九州勢(上) 
      • 我が北九州の極道戦国時代を平定した現代の織田信長、四代目工藤會溝下秀男総裁の連載もいよいよ佳境である。この連載を読むために実話時代を手にする私である。

    • 新潮45 5月号:
      20年前に創刊された時は、なんかオジン臭い雑誌だなと敬遠していたが、最近はなかなかどうして読ませる雑誌になりました。
      1. 「水清くして政治家全滅」:石堂淑朗
        • 石堂節炸裂!石堂サンまだまだお元気なようでなによりです。そうだな、政治家がみんな清廉潔白になっちゃぁおしまいだわな。「清廉潔白」なんて誰も信用してないし、馬鹿正直にホントに清廉潔白になってしまったら単なる官僚のロボットに堕落してしまうだろう。
      2. 頂上対談 稲川聖城vs.ビートたけし
        • 北野武監督の映画は基本的には「スタンドアロン」な「ヤクザ者」の虚無的世界観を描いているのだろう。伝説の「カリスマ」との対談ではさすがのたけしもやけにおとなしいです。


    5月1日:

     本日のコワい話:

     今日は午後から母親と長女の親子ふたりから「事実証明に関する書類」を作成するための事情聴取をしたのであったが、遠慮なく事実について正確にしゃべって貰うために親子それぞれを敢えて分離させて話を聞くことにした。

     それで、22才の長女に小一時間ほど席を外してもらった。長女は事務所の近くのコンビニとか書店とかをぶらついてくると言うことで出ていったのだが、少し早めに戻ってきた彼女から驚愕の「事件」が語られたのであった。

     長女が事務所のすぐ近くのNTTの社宅の駐車場入り口付近を通りかかると猫がいたので、その猫と戯れていたら、男が近づいてきて妙に馴れ馴れしく話しかけてきた。長女は嫌な感じだったので、あまり相手にしなかったら、男は立ち去った。

     ほっとして間もなく、その男が再び近づいてくる気配がしたので、顔を上げたところ、そこには男のむき出しの「下腹部」があった、、、、。そのお粗末なイチモツ見せつけながら近くに駐車していた車に乗りこんで立ち去ったそうである。

     彼女はショックを受けたような様子ではなかった。気丈な彼女はその車のナンバーをしっかりとメモしたとのことである。

     なにげないのどかな事務所の周囲に立ち現れたシリアルキラーと同根の「変質者」の気配に、私はすこしたじろいたのであった。


    「れのん亭日乗」2002年4月

    「れのん亭日乗」2002年3月

    一番ふるい「れのん亭日乗」



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