れのん亭日乗


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皆さん、良いお年を!(12月31日)


 この12月は、我が事務所開設以来の超多忙状態となり(はは、例によって多少カマしてますが、、)、年の瀬もいよいよ押し迫った本日、ようやく「配信&更新」をじっくりとやろうと言う時間が出来た。
 
 今年も昨年同様に、我が事務所業務への「逆風」が吹きまくったのですが、「主要業務」は昨年よりも増えました、、、、。
 
 ボクは生来のナマケモノなので、「逆風」とか「抑圧的な状況」が無いと、さっぱりダメな人間です。常に「この野郎!」と言う気持ちを保持しながら、また来年も「前進」して往きたい。
 
 さて、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。当方、いかに「業務」が忙しかろうと、「れのん庵」でのプライベートタイムでは毎日のギターの練習を欠かさなかった、、。
 
 ま、メルマガとホームページの「毎日配信&更新」を止めた理由のひとつが「ギターの練習」だったので、毎日ギターの練習しないとなんだか申し訳ないような気がしてたりして、、、、。
 
 現在は、アコースティックギターよりもエレキ(テレキャスター)を弾くのが多いです、と言うか、もうほとんどエレキばかり練習している、、、。それもエリック・クラプトン(クリーム)の「クロスロード」のみ。
 
 今年の7月以来、毎月3回、ヤマハの音楽教室に通ってレッスン受けていて、最初はアコースティックギターのレッスンだったけど、先生が「エレキなヒト」だったこともあり、ま、ボクもエレキギターが上達したい気分だったので、10月にエレキに持ち替えてからは、この「クロスロード」をテキストにしているワケなんですが、ここのところ「壁」にぶち当たってしまっていた、、、。
 
 それと言うのも、ボクはエレキギターを弾く時もピックを使わずにフィンガーピッキングスタイルで弾いていたのですが、親指のダウンピッキング中心の奏法だった、、。
 
 しかし、この奏法では16分音符の連弾きではかなり無理があり、親指をピックのように構えて(人差し指で親指の腹をホールドする)アップピッキングするか、人差し指とか中指も活用して弾くような練習をしなければ、先に進めない状況になってしまったのだった、、、、、。
 
 そんな時、とても参考になったのが、「アメリカン・フォーク・ブルース・フェスティバル vol.1 & 2 」と「フレディ・キング ザ・ビート1966」と言うDVDだった。
 
 前者は、1960年代の初期から中期にかけて、ヨーロッパにおける黒人ブルース・ブームの時期にドイツで録画されたものであり、ブルース界のビッグネームが次々に登場する、もの凄い内容のDVDである。
 
 このDVDに出てきたヒューバート・サムリン(ハウリン・ウルフのバック)のギターとボーナストラックに収録されているマジック・サムのライブ演奏の様子。
 
 両者とも天才としか言いようのないギタープレーヤーであるが、彼らはピックを使わずにギターを弾く、、、と言うハナシは今までは「活字情報」で読むしかなかったのだが、実際に「映像」で見てそれを確認することが出来たのである。
 
 ヒューバート・サムリンはメインのハウリン・ウルフの影でちょこっとしか出てこないが、それでも右手の親指と人差し指を使ってギター(レスポール)を弾いているらしいことが判った。
 
 驚嘆すべきはマジック・サムで、あまり爪を伸ばしていないように見える親指とぴったりくっつけた人差し指・中指・その他(ようするに「握ぎ握ぎスタイル」とでも言おうか)を縦横無尽に使いわけながらギター(アール・フッカーのレスポール)を弾きまくる様子にただひたすら見入るのみ、、、、。
 
 で、後者のDVDがアメリカの音楽番組(ザ・ビート)でのフレディ・キング登場場面のみをピックアップしたもので、エリック・クラプトンにもっとも影響を与えた(と思う)フレディ・キングが鬼神のごとく仁王立ちしながらハイテンションでギブソン335を弾きまくる感涙モノの内容。

 フレディ・キングの場合、親指にサムピック、人差し指には金属製の「付けピック」を装着しての奏法であり、親指でのダウンピッキングと人差し指でのアップピッキングを使い分けてのスタイルであるが、見る限りにおいては、人差し指でのアップピッキングを多用している、、、。
 
 ギターの教則本とか音楽教室のレッスンなんかでは、日本って国ではどうも「様式」とか「カタチ」に押し込めようとするのであるが、別にエレキギターはピックなど使わなくても、自分が弾きやすいように、自分だけのやり方で弾けばいいと云うことなのである。
 
 で、現在、ボクは、上記ブルース界の偉人たちの影響を受けながらも、ボク独自のスタイルと言うか、親指でのダウンピックと人差し指のアップピッキングでの奏法にチャレンジしていると言う次第。
 
 フレーズによっては中指も使ってのスリーフィンガーピッキング奏法だったりして、コレならアコースティックもエレキも両方とも同じように弾くことが出来るかなと、、、ま、ボクなりの「合理的」な方法論ではある。
 
 と言うことで、本年も終わり。来年もまた、ワタシはワタシのスタイルで、シゴトもプライベートタイムも「貫徹」して往きたい。
 
 では、皆さん、良いお年を!
 


■日々雑感■(12月1日)


・「クレージーケンバンド」

 JR小倉駅のモノレール改札口近辺を通り掛かったら、「スペースワールド」の「年越しイベント」のデカイ案内板があったので立ち止まって見ると、なんと今年は「クレージーケンバンド」のライブだと言う、、、、。
 
 う〜ん、行ってみようかとゆー気持ちに瞬間陥ったが、オレの周辺には「クレージーケンバンド」はオモロイと「同調」してくれそうな「理解者」が居るかなぁ、大晦日の夜にオレ独りで「年越しライブ」行っても、冷たい夜風が身に染み入るばかりだろうなぁ、、と考え直し、再びトボトボと歩き始めたのだった、、。
 
 
 
・「特殊車両通行許可申請」

 トレーラータイプの大型連結車両などで、運行時において、積載時の車両総重量や車体のサイズ等が「法令」(車両制限令など)に定める基準をオーバーする場合には、国土交通省の国道工事事務所等に「通行許可」を貰わなければいけないのであるが、コレを「特殊車両通行許可申請」と言うのである、、。
 
 現在、この申請は、パソコン&専用ソフトを利用して作成するフロッピーディスクによる申請、もしくはインターネット経由での申請と言うことで完全に「電子申請」化されているのであるが、実を言うと我が事務所はこの「申請」を得意としているのである、、、、。(ちとオーバー&自信過剰モード)
 
 ま、この申請は「行政書士業務」としては「専門性」も高くて、また、どちらか言うと「理系」向きなシゴトなので、わたくしめも数年前までは、それなりに申請数をこなしていた。この申請に取り組む行政書士は少なく、継続性・反復性もあるので頑張ったらかなりの業務収入が得られる仕事ではある、、、。
 
 しかし、ウチでは、弁護士等に見放された庶民の「多重債務問題解決支援」業務で手一杯で、ちょっとばかりこの申請業務を減らしてきたのであったが、ここへきて再び、トラックメーカーのディーラー等から「新規申請」の依頼が増えてきた。
 
 それもウチだけでなくて、同時期に、ほかの未経験の行政書士数名にも運送会社などから許可申請書作成の依頼が寄せられていて、その相談なんかもウチに来たりなんかしているのである。ひょっとしたら「ビジネスチャンス」到来か、、。コツコツと辛抱して良かったなぁ、、ははは、欲をカクとロクなことは無いので無理はしないが、どうなんだろう?
 
 現在、そんなこんなで特殊車両通行許可の新規申請を5件も抱えてしまった。
 
 今週は事務所の時間管理をきちんとやらないと大変だなぁ、、、。ロータス・オーガナイザーとPalmが無い業務の「行程管理」は、今や考えられませんデス、、、、。
 
 
 
・「血圧測定」

 定例の血圧測定&血圧降下剤処方は、先週11月27日に行ってきました。
 
 測定値は、上が143、下が90、パルス61でした。いつもは血圧が下辺で安定している午前中に病院(医院か)に行くのだが、この日は、あちこち駆けずり廻って夕方、病院が閉まる前にハァハァ息をこらしながらようやくたどり着いたので、ちょっと高めに出てしまった、と、オレは考えるのであるが、病院の先生はそうは考えずに「もうちょっと下げなければイカンですなぁ」とまたちょっとクスリが増えてしまった、、、。
 
 帰り際には、看護婦のおばちゃん(失礼、もしかしたらオレよりも年下かもしれないのに「おばちゃん」なんて言って)が「クスリを止めると血圧がピコーンと上がるよ」なんて脅かすし、オレはもうクスリ無しでは生きてゆけないのだろうかと、瞬間、ゼツボー的な気分になったりしたのだった、、、。



・「木曜日は映画を観る日」

 チャチャタウン(ローカルネタですんません)のシネコンは、毎週木曜日はメンズデーと言うことで大人男性1名の映画観劇料が1000円なんである。
 
 で、最近の木曜日は、仕事帰りに映画を観ております。前回の書き込み以後観たのは、次の2本
 
 「シティ・オブ・ゴッド」:うーん、コレはスゴイ映画です。ブラジル映画の新風。映画好きなら必見。
 
 「フォーン・ブース」:上出来なシナリオ。退屈はしない、けど、ちょっと不満も残る。ヒマなら観るべし。



■最近観た映画、、、、■(11月17日)

 いやはや、「2ちゃんねる」の「行政書士」関連のスレッドで、この「れのん亭日乗」の「10月16日」分の一部が、とぼけた「なりすまし野郎」によって「悪意」に満ちた無断引用をされていたのである。早速、該当のスレッドを保存して、「被害届け」を出すことにしよう。
 
 「2ちゃんねる」も最近はログ取っていて、「cookie」情報も残っているようなので、「犯人」を割り出すのは簡単であろう。
 
 ま、犯人が「同業者」だったり「他の士業者」だったりしたらオモロイなぁと、密かに思っていたりするワケで、、、、。  ま、エエか、どーでも。
 
 さて、最近観た映画の寸評など書いてみたい。



1:「キル・ビル vol.1」
 
 この映画が終わったあとのタイトルロールを最後の最後まで観続けた人は、幸運であった。何故なら、タイトルロールの途中から梶芽衣子の「恨み節」が流れてくるからである。
 
 梶芽衣子のシュールな主演映画「女囚さそり」シリーズの主題歌であった「恨み節」が流れてきた時、ボクは思わず辺り構わずに拍手してしまった、、。
 
 映画館で拍手するなんて、26、7年前に京都の京一会館で「鈴木清順オールナイト5本立上映」を観た時以来である、、、。
 
 また、劇中でも、同じく梶芽衣子主演の「修羅雪姫」の主題歌である「修羅の花」が流れてきたりして、いや〜もう堪えられまへんなぁ、、。

 タランティーノは、劇中使用の「楽曲」のピックアップがとても上等であるが、今度の「キル・ビル」でも巻頭のタイトルバックが、ナンシー・シナトラの「バン・バン」と言う渋い選曲。
 
 昔むかし、ボクがトランジスタラジオにかじりついて必死になって聴いていた「9500万人のポピュラーリクエスト」で紹介されていた当時最新の「ビルボード」ヒットチャート情報をチェックしていた中学生の頃の思い出深い曲だ。
 
 あの頃は、ビートルズやローリングストーンズばかりじゃなくて、知らず知らず全米ヒットチャートに登場したポピュラーミュージック全体を聴いていたのだった、、、。
 
 キューブリックの「フルメタル・ジャケット」でも、ナンシー・シナトラの「憎いあなた」が効果的に使われていたのを思い出した。
 
 映画を観終わってから、CDショップに走ったのだが、「キル・ビル」のサントラ盤には「バン・バン」と「修羅の花」は入っていたけど、「恨み節」が除外されているじゃないか、、、。ついでにチェックしたナンシー・シナトラのCDには「憎いあなた」が入っていても「バン・バン」が入っていたのが無かった、、。
 
 それでブルースのコーナーに行くと、何故か、デュアン・オールマン健在なりし頃のオールマンブラザーズの新発掘の70年ライブ音源2枚組CDがあったので試聴したり、それに入っていた「ステイツボロ・ブルース」の原曲がブラインド・ウィリー・マクテルだったことを思い出してブラインド・ウィリー・マクテルのCDをあれこれチェックしてみたり、そうこうするうちにアルバート・キングの1969年のライブ音源のCDを見つけて考え込み、結局、あれこれ考え込み過ぎてCDは買わなかったのであった、、、。
 
 さて、映画が始まる前に、この映画を亡き深作欣二監督に捧ぐと言うコメントが出てくるのであるが、「バトル・ロワイアル」に出てた女の子が「キル・ビル」でも女子高生スタイルの凶悪な殺し屋役で出て来る。
 
 この映画の基調は、一度は死んだはずの女性が生き返って、自分をいたぶり殺した(?)人間をひとりひとり探し出して殺してゆく壮絶なる復讐の物語であるが、タランティーノ流のエロネタジョークと映画へのオマージュが随所にちりばめられて、映画ファン必見の悶絶的傑作映画に仕上がっている。

 日本映画の影響と言うと、途中で映画がジャパン・アニメーションそのものに変転したりするのであるが、さらにはストレンジな雰囲気の日本料亭での「大乱闘&大殺戮」の最後のほうでブルーの背景にシルエットのみの動きのシーン、そして、パッと障子を開け放つと、そこは、雪の降り積もった日本庭園が鮮やかに展開したりするなんて、ボクは鈴木清順の影響を感じたのだった。

 ボクとしては久々に驚喜した拍手喝采モンの映画であり、来年春の続編が待ち遠しくてしかたないです、、、。
 
 余談ですが、ソニー・チバ(千葉真一)が、なかなか良かったデス、、。
 



2:「マトリックス・リボリューションズ」

 こちらは「待望」の「続編」(いちおう「完結編」なんだろうか?)ではあるが、映画が始まってしばらくは、平板な展開で、ボクはクラクラッと居眠り状態になったりならなかったり、、、、。
 
 キアヌ・リーブスらの「所属」する「リアルワールド」=ザイオンに、最強凶悪なる敵役「スミス」らが待ち受ける「もうひとつの世界」、それに加えて「第三の世界」の存在が明らかになり、ボクはボクで「映画館」と言う「非日常」な「暗闇」の中で、居眠りしながら夢見る「アナザーワールド」が重複して、まことに不可思議なる「多元的世界」を体験し、これはコレで「マトリックス」のある意味「正確」なる「理解」を会得したのであった、、、。
 
 この映画もまた喧伝される通りに「ジャパン・アニメーション」の影響が随所に見受けられ、「ガンダム」「攻殻機動隊」はもちろんのこと、この映画のクライマックスたるキアヌ・リーブスと「スミス」との天地を駆けめぐる壮絶なバトルにおいては「ドラゴンボール」の影響が顕著であり、また、「ザイオン」を攻撃するタコみたいなアレ(?)の目は「風の谷のナウシカ」のオーム(巨大な芋虫)の目にそっくりであり、勝利して力尽きたキアヌ・リーブスが無数の「触手」に抱かれるシーンも「ナウシカ」の影響(パクリ)であろう、、、。

 しかしながら、この「壮大」なる「多元的世界」も所詮、全能者(アシモフ「銀河帝国の興亡」における「ミュール」、キューブリック&クラーク「2001:スペースオデッセイ」の「スペースチャイルド」等々)の「手のひら」での「出来事」に過ぎないことがラストで暗示されるのであるが、なんとなく安上がりな終わり方であり、大いに不満が残ったのであった、、、。
 
 
 
 
3:「アイデンテティ」

 ま、オレが「青二才」だった20数年前は、「アイデンテティがさぁ、、」などとワケ知り風にほざいていたのであったが、「人生」の「仕組み」がちょっとばかり判ってしまったキョービ、「アイデンテティ」がどーたらこーたらなどコッ恥ずかしくてクチに出して言えるかぁ? 
 
 ま、「ステディ」なカンケーの「カノジョ」に対して、「なぁ今日一発ヤラへんか?」とか「ゴメン、チチ揉ませてぇな、頼むさけ、、」と言ったとしたら、それがオレの正真正銘なる「アイデンテティ」ではある、、、、。ま、ええか、どーでも、、、、、、。
 
 さて、この映画、巻頭にて「この映画の結末は他の人に話さないでください。」なんてコメント(「シックスセンス」もそうだったか?)が提示されていたので、タネ明かし的な論評は止そうと思うが、しかし、どうでしょうねぇ、この映画を観ようと考えているヒトがいたらコレを読まないほうがいいかも知れない。
 
 ひとくちで言うと「サイコ・ホラー」の一種とも言えるが、「サイコ」そのものな映画とも言える、、、、。
 
 「性同一性障害」が加味された「多重人格」がキーポイントと言うのだろうか、、。
 
 しかしながら、この映画、シナリオが非常に良く出来ていて、最後の結末までぐいぐい引き込まれてしまう展開であることは確かであり、導入部で時系列が前後しながら積み重ねられてゆくプロットのモンタージュ効果が緊張感を生み出す。
 
 これは、あるイミ、もうひとつの「マトリックス」な世界かもしれない。
 
 
 
 
・近況など:

 血圧ですが、11月14日の結果は、上が135、下が83、パルス66、でした。
 
 ギターは毎日1時間以上練習してますが、「クロスロード」、年内にはなんとか全曲、通しで弾くことが出来るでしょうか、、、うーん、、、、。
 
 では、また。


近況など、、、、■:(11月4日)


・最近プライベートタイムでやっていたのは、ギターの練習でした。
 
 エレキはヤマハ音楽教室でのレッスン課題曲「クロスロード」のギターソロパートを3コーラス分、譜面を見なくてもなんとか弾くと云うか音を拾うことが出来るようになった、、、、。
 
 残りはあと3コーラスだけど、コレが17フレットから20フレットのハイポジションをエリック・クラプトンがギンギラギンに弾き倒す絶倫パートである。

 押さえるポジションは非常に限られているのだけど、よくもまああれほどに豊かな表現が出来るものである。すなわちコレがギターテクニックと云うべきか、、、、。とにかく練習あるのみ。

 アコーステックギターは、もう一台オープンチューニング用のギターをネットで仕込んで、中川イサト師匠流にオープンD6にチューニングして「ちょっとトロピカル」のサワリ部分を弾いて悦に入っている。そのままジャラ〜ンと鳴らしても不思議なコード・サウンドが楽しい、、、。



・最近読んだ雑誌
 
 ・「月刊プレイボーイ」12月号 特集:エリック・クラプトン
 
  ギターキッズ御用達系の音楽雑誌とひと味違う「クラプトン」特集。いささかミーハー的オジさんファン向けとも言える。マコちゃん(鮎川誠)のコメントがグッド。
 
 
 
・最近購入した書物

 ・「映画評論の時代」 発行:カタログハウス
 
  「映画評論」は、ボクが大学1年だった1971年から廃刊になるまでの数年間、熱心に購読した映画雑誌だった。当時の編集長は佐藤重臣だった。「キネ旬」とは違う「アナーキー」な雰囲気が充満していて、大好きだった。
 
 日活ロマンポルノやピンク系映画を「同時代的」に正当に評価していて、「予断と偏見」にとらわれない映画の見方と読み方を大いにこの雑誌から学んだのだった。

 本書は900頁を超える大著であるが、全編読み応えのある記事が満載であり、資料的価値としても意義のある出版物であると評価したい。
 
 
 
・最近買ったCD

 ・ミシシッピ・ジョン・ハートのヴァンガード盤3枚組
 
 中川イサト師匠のホームページを読んでいて、ボクはラグタイム・ギターが大好きであるのに、ラグタイム・ギターの「大家」たるミシシッピ・ジョン・ハートを何故か敬遠してあまり聴き込んでいないことを「反省」。
 
 早速、小倉駅北口のタワーレコードにて輸入盤のお買い得品をゲット。ようやく素直な気分でジョン・ハートをほのぼのと聴けるようになった、、、。
 
 
 ・ブルースブレイカーズ ウィズ エリック・クラプトン
 
 アナログ盤で愛聴していたのは20年以上前のハナシ。前述の「プレイボーイ」のレコード評で高得点だったので、もう一度聴き直してみたくなった。アナログ盤のモノラル録音版12曲とリミックスバージョンのステレオ版が12曲同時に入ったこれまたお買い得版である。
 
 巻頭曲「オール・ユア・ラブ」の泣きのギターで気分はもう60年代。「オール・ユア・ラブ」の発展曲(パクリ)である「ブラック・マジック・ウーマン」のピーター・グリーンとカルロス・サンタナのギターソロを聞き比べてみたい。
 
 クラプトンのハムバッキング&オーバードライブのウーマントーンもイイと思うが、ピーター・グリーンの諦念じみたギターがオレが好きである。
 
 と言うことで次は、生粋のブルースバンドであったフリートウッド・マック初期のレコード(CD)を探さなければいけないなぁ、、。



・最近の血圧測定

 10月31日での定例通院。上が122、下が79、パルス68。
 
 クスリの種類が増えているので、下がって当たり前か、、、。オレはこのままずっと血圧降下剤のお世話にならなければイカンのだろうか、、、。ここらで真剣に減量&運動に取り組まないといけないなぁ、、、。無理か、、、。



 まだ書き足りないけど、本日はここらで失礼します。
 
 と言うことで、ワタシはなんとか元気でやっております。
 
 相変わらずマイペースですが、、、、。



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